現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2013年8月14日のデイリーキーワードランキング
1 | 八月や六日九日十五日 |
2 | 水の地球すこしはなれて春の月 |
3 | ほおずきの花ひそひそと先のこと |
4 | 雀らも海かけて飛べ吹流し |
5 | ゆさゆさと大枝ゆるる桜かな |
6 | 金剛の露ひとつぶや石の上 |
7 | いなびかり北よりすれば北を見る |
8 | 告げるごと落人村の草ひばり |
9 | 豆の花遠出することなくなった |
10 | 春寒し水田の上の根なし雲 |
11 | 蝉が鳴く熱中症の秋葉原 |
12 | 学問のさびしさに堪へ炭をつぐ |
13 | 菫程な小さき人に生れたし |
14 | 青蛙おのれもペンキぬりたてか |
15 | 跳箱の突手一瞬冬が来る |
16 | 祖母山も傾山も夕立かな |
17 | 我が肩に蜘蛛の糸張る秋の暮 |
18 | お尻から腐つて来たる瓜の馬 |
19 | 赤い椿白い椿と落ちにけり |
20 | 表札に隷書の雅号七変化 |
21 | ゆきふるといひしばかりの人しづか |
22 | 星空へ店より林檎あふれをり |
23 | いわし雲おおいなる瀬をさかのぼる |
24 | 桐一葉日当りながら落ちにけり |
25 | 透きとほる一番星や夏立ちぬ |
26 | ふりむかぬ大勢に射す春の日矢 |
27 | くろがねの秋の風鈴鳴りにけり |
28 | あざみ汁すする旦や五色原 |
29 | ピストルがプールの硬き面にひびき |
30 | かまきりの顎がはづれて泣きをりぬ |
31 | 男より女おそろし夏芝居 |
32 | この道の果ては洋館夏の蝶 |
33 | 露の玉蟻たぢたぢとなりにけり |
34 | 体育祭雲押し上げる熱気あり |
35 | 桜樹下こんばん提灯ふつと消ゆ |
36 | 老鶯朝から気前よく鳴く生きめやも |
37 | 降る雪や明治は遠くなりにけり |
38 | 日と月のごとく二輪の寒椿 |
39 | 新藁の小屋でみつけたかくれんぼ |
40 | 星既に秋の眼をひらきけり |
41 | ぼうたんの百のゆるるは湯のやうに |
42 | 歳時記にはさみ持ちゆく秋の雷 |
43 | 朝夕がどかとよろしき残暑かな |
44 | 落雷が刺す人心の倦むあたり |
45 | 夏桔梗口すぼめしは針を吹く |
46 | 葛飾や桃の籬も水田べり |
47 | とうすみの掴まんとして風の草 |
48 | 軽鳧の子が灯心ぐさを分けてくる |
49 | 夕立が洗つていつた茄子をもぐ |
50 | 白梅や天没地没虚空没 |
2025年8月29日 08時20分更新(随時更新中)