現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2018年1月12日のデイリーキーワードランキング
1 | せきをしてもひとり |
2 | 万緑の中や吾子の歯生え初むる |
3 | 玫瑰や今も沖には未来あり |
4 | 海に出て木枯帰るところなし |
5 | 炎天の遠き帆やわがこころの帆 |
6 | 光から生まれてきたり露の玉 |
7 | 水枕ガバリと寒い海がある |
8 | 去年今年貫く棒の如きもの |
9 | 冬蜂の死にどころなく歩きけり |
10 | 鶏頭の十四五本もありぬべし |
11 | 鰯雲人に告ぐべきことならず |
12 | 爪だけは健やかに伸び日向ぼこ |
13 | 遠山に日の当りたる枯野かな |
14 | 雪の原犬沈没し躍り出づ |
15 | 一村のうすうすといる狐雨 |
16 | 塗る畦の暗き思念のごと光る |
17 | 学問のさびしさに堪へ炭をつぐ |
18 | 白葱のひかりの棒をいま刻む |
19 | 機関車の切り離されて雪しまく |
20 | うたかたの夢の名残や春の雪 |
21 | 芋の露連山影を正しうす |
22 | 青蛙おのれもペンキぬりたてか |
23 | 外にも出よ触るるばかりに春の月 |
24 | 霜とけ島光る |
25 | 七夕や髪ぬれしまま人に逢ふ |
26 | 藍の花栞れば紅の失せにけり |
27 | 鶴舞ふや日は金色の雲を得て |
28 | 母の日のてのひらの味塩むすび |
29 | どうしようもないわたしが歩いてゐる |
30 | 歌留多とる皆美しく負けまじく |
31 | 流氷や宗谷の門波荒れやまず |
32 | しんしんと雪降る空に鳶の笛 |
33 | 鷹のつらきびしく老いて哀れなり |
34 | 花散るや耳ふって馬おとなしき |
35 | 逢いたくて泣きたくて菜の花になる |
36 | 冬菊のまとふはおのがひかりのみ |
37 | ちるさくら海あをければ海へちる |
38 | 白牡丹といふといへども紅ほのか |
39 | 手鞠唄かなしきことをうつくしく |
40 | 俺に是非を説くな激しき雪が好き |
41 | うしろ姿の時雨てゆくか |
42 | 闘鶏の眼つぶれて飼はれけり |
43 | いくたびも雪の深さを尋ねけり |
44 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
45 | がんばるわなんて言うなよ草の花 |
46 | 滝落ちて群青世界とどろけり |
47 | 座敷わらし居ると思えば居る秋日 |
48 | 痰一斗糸瓜の水も間に合はず |
49 | プラタナス夜もみどりなる夏は来ぬ |
50 | 雪中の紅梅を見て相別る |
2024年9月25日 19時42分更新(随時更新中)