現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2021年7月28日のデイリーキーワードランキング
1 | 冬瓜を立ち割る妻の恐ろしや |
2 | 菜の花がしあはせさうに黄色して |
3 | 囀をこぼさじと抱く大樹かな |
4 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
5 | うかうかと我門過る月夜かな |
6 | 底の石ほと動き湧く清水かな |
7 | 月明や落ちてひさしき桐一葉 |
8 | 地下鉄にかすかな峠ありて夏至 |
9 | 昼寄席に晒井の声きこえけり |
10 | 喫泉に顔打たす人を裏切るべく |
11 | 鱚釣りや青垣なせる陸の山 |
12 | 暗く暑く大群集と花火待つ |
13 | 鈴が鳴るいつも日暮れの水の中 |
14 | 氷雨してだいだらぼっち腕を垂れ |
15 | 萬緑の中や吾子の歯生え初むる - |
16 | 千の手の一つを真似る月明かり |
17 | 高熱の鶴青空に漂へり |
18 | 馬酔木より低き門なり浄瑠璃寺 |
19 | 鵜飼待つとてもきれいな時間です |
20 | あはれ子の夜寒の床の引けばよる |
21 | やはらかき身を月光の中に容れ |
22 | 雲の峰いくつ崩れて月の山 |
23 | 空ら元気つらぬくつもり梅咲けり |
24 | いなびかり北よりすれば北を見る |
25 | 七月の青嶺まぢかく熔鑛炉 |
26 | しんしんと肺碧きまで海の旅 |
27 | 匙なめて童たのしも夏氷 |
28 | 方丈の大庇より春の蝶 |
29 | バスを待ち大路の春をうたがはず |
30 | 四葩の葉、女かくれてをりしがな |
31 | 底がぬけた柄杓で水を呑まうとした |
32 | うしろ手に閉めし障子の内と外 |
33 | 七草や丸めて捨てるサロンパス |
34 | 白炎天鉾の切尖深く許し |
35 | 座布団を折りて枕や業平忌 |
36 | 牡丹画いて絵の具は皿に残りけり |
37 | サングラス掛けて妻にも行くところ |
38 | 海くれて鴨のこゑほのかに白し |
39 | ふるさとの月の港をよぎるのみ |
40 | 夕ざくら見上ぐる顔も昏れにけり |
41 | 青蛙おのれもペンキぬりたてか |
42 | 蕪村忌や蕪村を知れる人や誰 |
43 | 竹の葉騒は冴ゆる眼鏡に數知れず |
44 | 何処までも一本道や桃の中 |
45 | 笹の葉の声となりたる初時雨 |
46 | 露の玉蟻たぢたぢとなりにけり |
47 | 俺に是非を説くな激しき雪が好き |
48 | ふところに入日のひゆる花野かな |
49 | ふるさとはよし夕月と鮎の香と |
50 | 磨崖佛おほむらさきを放ちけり |
2024年5月11日 17時19分更新(随時更新中)