現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2019年1月18日のデイリーキーワードランキング
1 | 襟巻の狐の顔は別にあり |
2 | 咳の子のなぞなぞあそびきりもなや |
3 | 白牡丹といふといへども紅ほのか |
4 | 金亀子擲つ闇の深さかな |
5 | くろがねの秋の風鈴鳴りにけり |
6 | あんぱんを渡され君を待つ冬日 |
7 | 庭いじり冬眠の虫揺り起こす |
8 | 芋の露連山影を正しうす |
9 | 去年今年貫く棒の如きもの |
10 | 糸瓜咲て痰のつまりし仏かな |
11 | 水枕ガバリと寒い海がある |
12 | 天地の間にほろと時雨かな |
13 | 赤い椿白い椿と落ちにけり |
14 | 一点の橇一線の橇の道 |
15 | けふの月馬も夜道を好みけり |
16 | つねに一二片そのために花篝 |
17 | ゆさゆさと大枝ゆるる桜かな |
18 | 秋の暮大魚の骨を海が引く |
19 | 滝落ちて群青世界とどろけり |
20 | をりとりてはらりとおもきすすきかな |
21 | 海に出て木枯帰るところなし |
22 | 秋の航一大紺円盤の中 |
23 | ふりむかぬ大勢に射す春の日矢 |
24 | みづうみのみなとのなつのみじかけれ |
25 | とらへたる柳絮を風に戻しけり |
26 | 万緑の中や吾子の歯生え初むる |
27 | 鶏頭の十四五本もありぬべし |
28 | 難聴のほほ笑んでゐる冬日向 |
29 | 春寒し長濤ついに立ちあがる |
30 | 老境の静謐といふ梅日和 |
31 | 星空へ店より林檎あふれをり |
32 | 降る雪を仰げば昇天する如し |
33 | がんばるわなんて言うなよ草の花 |
34 | 流氷や宗谷の門波荒れやまず |
35 | 今日何も彼もなにもかも春らしく |
36 | 春寒や貝の中なる桜貝 |
37 | ほほゑみのながれつきたる夏山家 |
38 | 蜩の声たたみ込む朱印帳 |
39 | せきをしてもひとり |
40 | 明るさは海よりのもの野水仙 |
41 | 火口跡動悸の残る枯どぐい |
42 | 四月馬鹿精神科医の医師誤診 |
43 | 少年に電波もどらぬ麦畑 |
44 | お遍路が一列に行く虹の中 |
45 | 来しかたや馬酔木咲く野の日のひかり |
46 | 黙を光に天地均しの紙漉女 |
47 | 子のバケツ目高の下に鮒しづむ |
48 | 法医学・桜・暗黒・父・自涜 |
49 | 叱られて目をつぶる猫春隣 |
50 | 毎年よ彼岸の入りに寒いのは |
2025年8月28日 06時32分更新(随時更新中)