現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2015年9月23日のデイリーキーワードランキング
1 | 牡丹百二百三百門一つ |
2 | つきぬけて天上の紺曼珠沙華 |
3 | ゆさゆさと大枝ゆるる桜かな |
4 | チチポポと鼓打たうよ花月夜 |
5 | 暗黒や関東平野に火事一つ |
6 | せきをしてもひとり |
7 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
8 | 目覚めれば此処が境界彼岸花 |
9 | をりとりてはらりとおもきすすきかな |
10 | 体育祭雲押し上げる熱気あり |
11 | 水の色は水色だから秋明菊 |
12 | 春月や宿とるまでの小買物 |
13 | どの子にも涼しく風の吹く日かな |
14 | いなびかり北よりすれば北を見る |
15 | 秋晴の運動会をしてゐるよ |
16 | 口むすぶ鯉みて帰る秋彼岸 |
17 | やり羽子や油のやうな京言葉 |
18 | 赤い椿白い椿と落ちにけり |
19 | 金剛の露ひとつぶや石の上 |
20 | 桐一葉日当りながら落ちにけり |
21 | いぼむしり言葉尽くして疎まれし |
22 | 薄氷の吹かれて端の重なれる |
23 | 海に入りて生れかはらう朧月 |
24 | 鰯雲人に告ぐべきことならず |
25 | 星空へ店より林檎あふれをり |
26 | 跳箱の突手一瞬冬が来る |
27 | バスを待ち大路の春をうたがはず |
28 | 曳かれる牛が辻でずつと見廻した秋空だ |
29 | 毎年よ彼岸の入りに寒いのは |
30 | 戦争が廊下の奥に立つてゐた |
31 | 水の地球すこしはなれて春の月 |
32 | 飛行機雲空かけ上る枯野に春 |
33 | コスモスを離れし蝶に谿深し |
34 | 咳をしても一人 |
35 | 万緑の中や吾子の歯生え初むる |
36 | 村の灯のこぼれて深し虫の闇 |
37 | 月見るや我が根性の今昔 |
38 | 喉仏かくしてしまい大白鳥 |
39 | 半身は枯草の中道祖神 |
40 | 雪原や郡鳥影を滑らせる |
41 | 大空に羽子の白妙とどまれり |
42 | はかなきは夢二の女色葉散る |
43 | 金亀子 擲つ闇の 深さかな |
44 | 露人ワシコフ叫びて石榴打ち落す |
45 | 自己顕示やたらに強し金木犀 |
46 | 咳の子のなぞなぞあそびきりもなや |
47 | たとふれば独楽のはじける如くなり |
48 | 虫啼けり太く短く生きたしと思ふ |
49 | 今の世も男と女西鶴忌 |
50 | プラタナス夜もみどりなる夏は来ぬ |
2025年8月28日 03時12分更新(随時更新中)