現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2021年2月11日のデイリーキーワードランキング
1 | 教会の冷たき椅子を拭く仕事 |
2 | 海くれて鴨のこゑほのかに白し |
3 | 叱られて目をつぶる猫春隣 |
4 | うれしさは春のひかりを手に掬ひ |
5 | 大道といふ道ありて花樗 |
6 | 馴染むとは好きになること味噌雑煮 |
7 | 紅梅や病臥に果つる二十代 |
8 | 老境の静謐といふ梅日和 |
9 | 辛夷の芽かるいたましい通ります |
10 | 虫しげし四十とならば結城着む |
11 | 愛欲るや黄の朝焼に犬佇てり |
12 | まつすぐの道に出でけり秋の暮 |
13 | 余寒なほ肚をまさぐる内視鏡 |
14 | 闘鶏の眼つぶれて飼はれけり |
15 | わが消す灯母がともす灯明易き |
16 | 残雪やごうごうと吹く松の風 |
17 | 魞挿すや陸の雪景日に穢れ |
18 | 泳ぎより歩行に移るその境 |
19 | 背を正すこともなくなり寒椿 |
20 | 林檎くふて牡丹の前に死なん哉 |
21 | 少年に打たれし野火が反抗す |
22 | ものの種にぎればいのちひしめける |
23 | 土手を外れ枯野の犬となりゆけり |
24 | イラクとや銃座ぐるりと建国日 |
25 | 文字忘れ言葉忘れて夏過ぎぬ |
26 | 獅子の笛夕づく山河恋ふるかに |
27 | 大空にうかめる如き玉椿 |
28 | 時鳥厠半ばに出かねたり |
29 | 挨拶のつまりし言葉咳で継ぐ |
30 | 君はいま大粒の雹、君を抱く |
31 | 風音や春逝くときは忍び足 |
32 | 春めきてものの果てなる空の色 |
33 | 白富士の風耳朶に春をよぶ |
34 | 雑兵でよいではないか草の花 |
35 | 徐々に徐々に月下の俘虜として進む |
36 | 人間はよく手を洗ひ夏に入る |
37 | 海の音にひまはり黒き瞳をひらく |
38 | 番長のへちまは風に逆らへり |
39 | 悲哀ですヒアシンスですピアスです |
40 | 築地塀沈丁の香のただよへり |
41 | パンの実の灯を得て青し手紙開く |
42 | 足音のふはふは春の水の上 |
43 | 句読点落し 花鳥に みだらな僕 |
44 | 早春の庭をめぐりて門を出でず |
45 | 好きなのは青紫蘇、名誉なき男 |
46 | 花散るや耳ふって馬おとなしき |
47 | 梅二月ひかりは風とともにあり |
48 | 陽炎へ突込んでゆく三輪車 |
49 | 抱きしめる仔猫芯までやはらかし |
50 | 夏蜜柑いづこも遠く思はるる |
2025年8月30日 07時06分更新(随時更新中)