現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2018年12月10日のデイリーキーワードランキング
1 | 咳の子のなぞなぞあそびきりもなや |
2 | せきをしてもひとり |
3 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
4 | 白牡丹といふといへども紅ほのか |
5 | 春雷や胸の上なる夜の厚み |
6 | 白富士をわなげの的に裾野の子 |
7 | プラタナス夜もみどりなる夏は来ぬ |
8 | 海に出て木枯帰るところなし |
9 | 菊日和付かず離れず添ふ八十路 |
10 | 万緑の中や吾子の歯生え初むる |
11 | ゆさゆさと大枝ゆるる桜かな |
12 | 赤い椿白い椿と落ちにけり |
13 | 古池や蛙飛びこむ水の音 |
14 | いくたびも雪の深さを尋ねけり |
15 | 海鳴りは母の慟哭二月尽 |
16 | 歌留多とる皆美しく負けまじく |
17 | 田に水が入り千枚の水鏡 |
18 | 冬蜂の死にどころなく歩きけり |
19 | 桐一葉日当りながら落ちにけり |
20 | 一枚の障子明りに技芸天 |
21 | 出羽人も知らぬ山見ゆ今朝の冬 |
22 | 風鈴のひとり言きく 夕茜 |
23 | 冬菊のまとふはおのがひかりのみ |
24 | 乙鳥はまぶしき鳥となりにけり |
25 | 鮟鱇の骨まで凍ててぶちきらる |
26 | 八月のたびに老人増えにけり |
27 | 雪女郎真北へ伸びる岬かな |
28 | 除雪車の夜通しうなる北の街 |
29 | 星空へ店より林檎あふれをり |
30 | マフラーやうれしきまでに月あがり |
31 | 夏の河赤き鉄鎖のはし浸る |
32 | 立冬のことに草木のかがやける |
33 | 流氷や宗谷の門波荒れやまず |
34 | 芋の露連山影を正しうす |
35 | 流れ行く大根の葉の早さかな |
36 | 愛すべき私の未来寒卵 |
37 | 三千の俳句を閲し柿二つ |
38 | どうしようもないわたしが歩いてゐる |
39 | 餅配大和の畝のうつくしく |
40 | 片脚はペタル辛夷を見上げおり |
41 | じゃんけんで負けて螢に生れたの |
42 | あかあかと夕日は能登に沈みけり |
43 | 切株に鴬とまる二月かな |
44 | 新涼や豆腐驚く唐辛子 |
45 | 春風や闘志いだきて丘に立つ |
46 | ああみんなわかものなのだ天の川 |
47 | 摩天楼より新緑がパセリほど |
48 | あをあをと空を残して蝶分れ |
49 | 芋水車廻れよ冬が追かける |
50 | 万緑の底に汽笛の流れゐる |
2024年5月11日 13時47分更新(随時更新中)