現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2017年4月15日のデイリーキーワードランキング
1 | 蛇穴を出て見れば周の天下なり |
2 | 飛花落花命ひらひらしていたる |
3 | 花散るや耳ふって馬おとなしき |
4 | 行く所又行く所花万朶 |
5 | 酔漢の睡りの中も飛花落花 |
6 | 妻の愚痴聞きあきました金魚鉢 |
7 | 春雷や胸の上なる夜の厚み |
8 | ひよこ売りについてゆきたいあたたかい |
9 | おそるべき君等の乳房夏来る |
10 | 外にも出よ触るるばかりに春の月 |
11 | 葉桜の中の無数の空さわぐ |
12 | 雀らも海かけて飛べ吹流し |
13 | 家々や菜の花いろの燈をともし |
14 | 穀雨かな世の一隅に安らぎて |
15 | 青蛙おのれもペンキぬりたてか |
16 | 晩鴉撒きちらす父なる杭ひとつ |
17 | 考える人は考え昭和の日 |
18 | たんぽぽや日はいつまでも大空に |
19 | 手のひらの紙雛そっと見せし人 |
20 | 清明や街道の松高く立つ |
21 | 山又山山桜又山桜 |
22 | 白藤や揺りやみしかばうすみどり |
23 | せきをしてもひとり |
24 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
25 | 思考から生死薄らぐ花万朶 |
26 | いきいきと三月生る雲の奧 |
27 | おおかみに蛍が一つ付いていた |
28 | 春遅々とゲルニカの灯に色なきよ |
29 | 去年今年貫く棒の如きもの |
30 | 赤い椿白い椿と落ちにけり |
31 | 春の森出て来る人に挨拶す |
32 | 木の根明く胎児はなにを見てをるや |
33 | あんずあまさうなひとはねむさうな |
34 | たまねぎのたましひいろにむかれたり |
35 | 寒雷やびりりびりりと真夜の玻璃 |
36 | 凩の果はありけり海の音 |
37 | つきぬけて天上の紺曼珠沙華 |
38 | 廃校の母校の桜吹雪かな |
39 | 鶏頭の十四五本もありぬべし |
40 | 藍の花栞れば紅の失せにけり |
41 | 大脳のよろめきに照る桜かな |
42 | 白南風や木の間隠れのいくさかな |
43 | 日出前五月のポスト町に町に |
44 | つばめつばめ泥が好きなる燕かな |
45 | 鳶の輪の絶対音感夕焼ける |
46 | 咲き満ちてこぼるる花もなかりけり |
47 | 海に出て木枯帰るところなし |
48 | 花了へてひとしほ一人静かな |
49 | ちるさくら海あをければ海へちる |
50 | 悴むを羽化のはじまる心地とも |
2024年9月19日 20時47分更新(随時更新中)