現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2011年11月30日のデイリーキーワードランキング
1 | いくたびも雪の深さを尋ねけり |
2 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
3 | へろへろとワンタンすするクリスマス |
4 | あたたかき十一月もすみにけり |
5 | 空は太初の青さ妻より林檎うく |
6 | 帰らなんいざ草の庵は春の風 をやめる) |
7 | 手鞠唄かなしきことをうつくしく |
8 | 蝶々のもの食ふ音の静かさよ |
9 | 着ぶくれて浮世の義理に出かけけり |
10 | 桐一葉日当りながら落ちにけり |
11 | 咳の子のなぞなぞあそびきりもなや |
12 | 恋猫の恋する猫で押し通す |
13 | 高嶺星蚕飼の村は寝しづまり |
14 | 冬の水一枝の影も欺かず |
15 | 啄木鳥や落葉をいそぐ牧の木々 |
16 | くろがねの秋の風鈴鳴りにけり |
17 | 病抜けして山茶花の白さかな |
18 | 時雨るるや又きこしめす般若湯 |
19 | 寒雷やびりりびりりと真夜の玻璃 |
20 | 夏草に気罐車の車輪来て止る |
21 | 木がらしや東京の日のありどころ |
22 | 春や昔十五万石の城下哉 |
23 | 糸瓜咲て痰のつまりし仏かな |
24 | 春風や闘志いだきて丘に立つ |
25 | 木の葉ふりやまずいそぐないそぐなよ |
26 | 冬落暉檻のけものら声挙げて |
27 | 顔見世の楽屋入りまで清水に |
28 | 芋の露連山影を正しうす |
29 | 菜の花がしあはせさうに黄色して |
30 | 柊の花の香りや真珠婚 |
31 | 萩の風何か急かるる何ならむ |
32 | をりとりてはらりとおもきすすきかな |
33 | 匙なめて童たのしも夏氷 |
34 | 初暦知らぬ月日は美しく |
35 | つきぬけて天上の紺曼珠沙華 |
36 | しんしんと雪降る空に鳶の笛 |
37 | なつかしの濁世の雨や涅槃像 |
38 | 万愚節金のなる木を植うるかな |
39 | 引いてやる子の手のぬくき朧かな |
40 | チチポポと鼓打たうよ花月夜 |
41 | 家康公逃げ廻りたる冬田打つ |
42 | 赤い椿白い椿と落ちにけり |
43 | 粛々と雪の曼陀羅広がりぬ |
44 | 鳰遠く花浮く水があるばかり |
45 | アプレゲールと呼ばれた人と冬日向 |
46 | 朱欒割りサド侯爵の忌を修す |
47 | 聲のようにさざんか椿咲きこぼれ |
48 | 春の山のうしろから煙が出だした |
49 | 玄関に大きな鏡室の花 |
50 | 冬灯一つの壺に影二つ |
2024年9月21日 23時39分更新(随時更新中)