現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2009年6月28日のデイリーキーワードランキング
1 | ゆさゆさと大枝ゆるる桜かな |
2 | ぼうたんの百のゆるるは湯のやうに |
3 | 星空へ店より林檎あふれをり |
4 | お涅槃のくすぐりっこの少女たち |
5 | あるけばかつこういそげばかつこう |
6 | 凌霄咲く絆はなくて深き空 |
7 | 凌霄の日花の果ての火のたまり |
8 | 万緑の中や吾子の歯生え初むる |
9 | 鮟鱇の骨まで凍ててぶちきらる |
10 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
11 | せつせつと眼まで濡らして髪洗ふ |
12 | 鮟鱇の骨まで凍てぶちきらる |
13 | 早乙女に出会ひぬ雨の古戦場 |
14 | 学問のさびしさに堪へ炭をつぐ |
15 | 風に落つ楊貴妃桜房のまま |
16 | 凌霄濃し孤独にさとき鳥がいて |
17 | おそるべき君等の乳房夏来る |
18 | 青蛙おのれもペンキぬりたてか |
19 | 凌霄花散つて吾が身をつつしめり |
20 | 大国の出雲なりせば男梅雨 |
21 | 寂寞と湯婆に足をそろへけり |
22 | 蝶墜ちて大音響の結氷期 |
23 | 娼窟に繩とびの繩ちらちらす |
24 | 山又山山桜又山桜 |
25 | あたたかな雨が降るなり枯葎 |
26 | ラグビーのジヤケツちぎれて闘へる |
27 | ものの種にぎればいのちひしめける |
28 | 水すまし水の四隅にゆかず昏る |
29 | 野の色や裸馬の目がある水鏡 |
30 | 優曇華や昨日の如き熱の中 |
31 | 鳥の巣に鳥が入つてゆくところ |
32 | 行々子いつも水漬きし屍かな |
33 | 華麗な墓原女陰あらわに村眠り |
34 | せりなずなごぎょうはこべら母縮む |
35 | 浮いてこい浮いてお尻を向けにけり |
36 | 冷奴米寿の父の予定表 |
37 | 太陽に襁褓かかげて我が家とす |
38 | 暴走族流れ星とぞ名告りける |
39 | 雲凍てて虚心訴ふすべもなし |
40 | 美しき距離白鷺が蝶に見ゆ |
41 | 霜夜来し髪のしめりの愛しけれ |
42 | 冬の水一枝の影も欺かず |
43 | 海に出て木枯帰るところなし |
44 | 好色の父の遺せし上布かな |
45 | 朝より阿波の日高し藍を刈る |
46 | 鮟鱇鍋世に容れられずして久し |
47 | 葺きあまる色濃き菖蒲一束ね |
48 | 泣き寄りて肘のふれ合う夏喪服 |
49 | 八月の山に沈みて漆の木 |
50 | 夫にして悪友なりし榾を焼く |
2024年4月27日 19時20分更新(随時更新中)