現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2009年7月20日のデイリーキーワードランキング
1 | しぐるるや蒟蒻冷えて臍の上 |
2 | 父はやく死にしあと母風の盆 |
3 | 謦咳に接するに似て露の荘 |
4 | 老鶯朝から気前よく鳴く生きめやも |
5 | あるけばかつこういそげばかつこう |
6 | 三千の俳句を閲し柿二つ |
7 | 春の日やあの世この世と馬車を駆り |
8 | 銀漢や水の近江はしかと秋 |
9 | 谷深うまこと一人や漆掻 |
10 | 分け入つても分け入つても青い山 |
11 | 朝焼の雲海尾根を溢れ落つ |
12 | 降る雪や明治は遠くなりにけり |
13 | 五月闇部品満載して通る |
14 | 今生は病む生なりき烏頭 |
15 | じゃんけんで負けて螢に生れたの |
16 | 白桃のかくれし疵の吾にもあり |
17 | 青蛙おのれもペンキぬりたてか |
18 | お涅槃のくすぐりっこの少女たち |
19 | 菜の花に日月淡し師の歿後 |
20 | 渚白い足出し |
21 | 匙なめて金縷梅圏といふところ |
22 | 春風や阿波へ渡りの旅役者 |
23 | ねたきりのわがつかみたし銀河の尾 |
24 | 娘とは嫁して他人よ更衣 |
25 | 赤い椿白い椿と落ちにけり |
26 | 白桃も月の暈をも傷つけたり |
27 | 蟇の腹王を呑んだる力かな |
28 | もろもろの浴衣に江戸を祭りけり |
29 | 木の葉ふりやまずいそぐないそぐなよ |
30 | 暗闇の眼玉濡らさず泳ぐなり |
31 | 藍の花栞れば紅の失せにけり |
32 | 翁かの桃の遊びをせむと言ふ |
33 | 香水や時折キツとなる婦人 |
34 | くろがねの秋の風鈴鳴りにけり |
35 | 月光ほろほろ風鈴に戯れ |
36 | 藍浴衣夜風自在に家通る |
37 | 白い雲蒲の穂などつかまえている |
38 | 兎も片耳垂るる大暑かな |
39 | 重ね着の中に女のはだかあり |
40 | 水温むうしろに人のゐるごとし |
41 | 六月を奇麗な風の吹くことよ |
42 | 一匙のアイスクリームや蘇る |
43 | 雁立ちの目隠し雪や信濃川 |
44 | 日の障子太鼓の如し福寿草 |
45 | 鷲飼うとおもいきめつつ夏のあみもの |
46 | 雀らも海かけて飛べ吹流し |
47 | いくたびも少年に遇ふ日永かな |
48 | 白桃に昨日の指の痕のこる |
49 | 水洟や鼻の先だけ暮れ残る |
50 | 月光をふめばとほくに土こたふ |
2024年4月26日 03時08分更新(随時更新中)