現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2018年2月21日のデイリーキーワードランキング
1 | 梅咲いて庭中に青鮫が来ている |
2 | おおかみに蛍が一つ付いていた |
3 | せきをしてもひとり |
4 | 銀行員等朝より蛍光す烏賊のごとく |
5 | 水脈の果て炎天の墓碑を置きて去る |
6 | 湾曲し火傷し爆心地のマラソン |
7 | 万緑の中や吾子の歯生え初むる |
8 | 銀行員等朝より螢光す烏賊のごとく |
9 | 立冬のことに草木のかがやける |
10 | 白牡丹といふといへども紅ほのか |
11 | 星空へ店より林檎あふれをり |
12 | 人体冷えて東北白い花盛り |
13 | *かりん老樹に赤児抱きつく家郷かな |
14 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
15 | よく眠る夢の枯野が青むまで |
16 | 海に出て木枯帰るところなし |
17 | 鮟鱇の骨まで凍ててぶちきらる |
18 | 水枕ガバリと寒い海がある |
19 | 暗黒や関東平野に火事一つ |
20 | 花散るや耳ふって馬おとなしき |
21 | いくたびも雪の深さを尋ねけり |
22 | バスを待ち大路の春をうたがはず |
23 | 来しかたや馬酔木咲く野の日のひかり |
24 | 糸瓜咲て痰のつまりし仏かな |
25 | 春の日やあの世この世と馬車を駆り |
26 | 越の香を抱き白鳥の北帰行 |
27 | 磨崖佛おほむらさきを放ちけり |
28 | 算術の少年しのび泣けり夏 |
29 | つきぬけて天上の紺曼珠沙華 |
30 | 古池や蛙飛びこむ水の音 |
31 | 長寿の母うんこのようにわれを産みぬ |
32 | 手鞠唄かなしきことをうつくしく |
33 | 冬蜂の死にどころなく歩きけり |
34 | あらゆる金属に魅せられ街を旅のように |
35 | 藍壺に寝せある布や明易き |
36 | 酒止めようかどの本能と遊ぼうか |
37 | 鶏頭の十四五本もありぬべし |
38 | 小春日や隣家の犬の名はピカソ |
39 | 原爆許すまじ蟹かつかつと瓦礫あゆむ |
40 | 月夜の葦が折れとる |
41 | 咳の子のなぞなぞあそびきりもなや |
42 | 谷に鯉もみ合う夜の歓喜かな |
43 | 鰯雲人に告ぐべきことならず |
44 | うしろ姿の時雨てゆくか |
45 | いのちと言えば若き雄鹿のふぐり楽し |
46 | 華麗な墓原女陰あらわに村眠り |
47 | 芋の露連山影を正しうす |
48 | おおかみに螢が一つ付いていた |
49 | 冬菊のまとふはおのがひかりのみ |
50 | あお向きしとき月ありぬ一つの月 |
2024年9月23日 04時53分更新(随時更新中)