現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2017年12月17日のデイリーキーワードランキング
1 | せきをしてもひとり |
2 | 海に出て木枯帰るところなし |
3 | 古池や蛙飛びこむ水の音 |
4 | 葉桜の下帰り来て魚に塩 |
5 | 春筍の産毛に朝の光かな |
6 | 老いを伏せ蓼食う秋の男かな |
7 | いつせいに柱の燃ゆる都かな |
8 | 水枕ガバリと寒い海がある |
9 | 白牡丹といふといへども紅ほのか |
10 | こんなよい月を一人で見て寝る |
11 | 水中の陽を囲みたる鴨の陣 |
12 | やり羽子や油のやうな京言葉 |
13 | 冬深き井戸のけむりよ朝まだき |
14 | 蟻よバラを登りつめても陽が遠い |
15 | 万緑の中や吾子の歯生え初むる |
16 | みづうみのみなとのなつのみじかけれ |
17 | 風鈴のひとり言きく 夕茜 |
18 | ものの種にぎればいのちひしめける |
19 | 歌留多とる皆美しく負けまじく |
20 | 子の話して別れたる晩夏光 |
21 | 算術の少年しのび泣けり夏 |
22 | 妣が来てコンタツ探すルミナリエ |
23 | 白富士の光の声きく五輪塔 |
24 | 鳥羽殿へ五六騎いそぐ野分哉 |
25 | 流れ行く大根の葉の早さかな |
26 | バスを待ち大路の春をうたがはず |
27 | うしろ姿の時雨てゆくか |
28 | 中年や遠くみのれる夜の桃 |
29 | 海くれて鴨のこゑほのかに白し |
30 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
31 | 一行の添え書に見る年賀状 |
32 | 世界中トースト飛び出す青葉風 |
33 | 焼鳥やしずくのような日暮れ鳥 |
34 | 鬼太郎の一族と居る十三夜 |
35 | 親よりも白き羊や今朝の秋 |
36 | 芋の露連山影を正しうす |
37 | 学問のさびしさに堪へ炭をつぐ |
38 | しんしんと肺碧きまで海の旅 |
39 | 谺して山ほととぎすほしいまゝ |
40 | 逆光の烏賊曼陀羅に秋の風 |
41 | 木の葉ふりやまずいそぐないそぐなよ |
42 | 春風や闘志いだきて丘に立つ |
43 | 早苗饗の椿の古葉掃きにけり |
44 | 外にも出よ触るるばかりに春の月 |
45 | 啄木鳥や落葉をいそぐ牧の木々 |
46 | 高嶺星蚕飼の村は寝しづまり |
47 | 初暦知らぬ月日は美しく |
48 | 白鳥来私情のつばさ押し広げ |
49 | 乳母車夏の怒濤によこむきに |
50 | 野に出ればひとみなやさし桃の花 |
2025年8月28日 14時51分更新(随時更新中)