現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2018年9月21日のデイリーキーワードランキング
1 | 月に行く漱石妻を忘れたり |
2 | どの子にも涼しく風の吹く日かな |
3 | 万緑の中や吾子の歯生え初むる |
4 | 大寒の一戸もかくれなき故郷 |
5 | 跳箱の突き手一瞬冬が来る |
6 | せきをしてもひとり |
7 | 冬菊のまとふはおのがひかりのみ |
8 | 芋の露連山影を正しうす |
9 | 日と月のごとく二輪の寒椿 |
10 | バスを待ち大路の春をうたがはず |
11 | 千年の留守に瀑布を掛けておく |
12 | ほうたるや水平線は無重力 |
13 | 秋風や水に落ちたる空のいろ |
14 | 赤い椿白い椿と落ちにけり |
15 | よぎるとき何か言わんとする冬木 |
16 | 竹馬やいろはにほへとちりぢりに |
17 | 紅梅や枝々は空奪いあひ |
18 | ひつぱれる糸まつすぐや甲虫 |
19 | 大粒の雨が来さうよ鱧の皮 |
20 | おそるべき君等の乳房夏来る |
21 | 桐一葉日当りながら落ちにけり |
22 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
23 | 春風や闘志いだきて丘に立つ |
24 | 少年の見遣るは少女鳥雲に |
25 | 響爽かいただきますといふ言葉 |
26 | そら豆はまことに青き味したり |
27 | 木がらしや東京の日のありどころ |
28 | 秋風や心の中の幾山河 |
29 | シヤツ雑草にぶつかけておく |
30 | 魚城移るにや寒月の波さざら |
31 | 古池や蛙飛びこむ水の音 |
32 | 金剛の露ひとつぶや石の上 |
33 | 無礼なる妻よ毎日馬鹿げたものを食わしむ |
34 | 永遠のかたちを探している噴水 |
35 | 檸檬青し海光秋の風に澄み |
36 | 大空に羽子の白妙とどまれり |
37 | 曼珠沙華散るや赤きに耐へかねて |
38 | 曼珠沙華かなしみは縦横無尽 |
39 | 獅子舞は入日の富士に手をかざす |
40 | 香水の男と時刻表を見る |
41 | 雨あがるときの火種の曼珠沙華 |
42 | 遠浅の子を消しあぐねたり西日 |
43 | 海市見せむとかどはかされし子もありき |
44 | 鰯雲人に告ぐべきことならず |
45 | 牡丹百二百三百門一つ |
46 | 麗らかや長居の客の膝頭 |
47 | 沈む日のたまゆら青し落穂狩 |
48 | 秋風の吹きあたりゐる伊吹山 |
49 | 花散るや耳ふって馬おとなしき |
50 | 寒雷やびりりびりりと真夜の玻璃 |
2024年9月20日 22時38分更新(随時更新中)