現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2020年2月5日のデイリーキーワードランキング
1 | 万緑の中や吾子の歯生え初むる |
2 | ぐらぐらと鬼の声する桜の芽 |
3 | 雲の峰いくつ崩れて月の山 |
4 | 馬酔木より低き門なり浄瑠璃寺 |
5 | 兄以上恋人未満掻氷 |
6 | 町騒に遠き寺苑の仏桑花 |
7 | 海くれて鴨のこゑほのかに白し |
8 | ややありて流れはじめし雛かな |
9 | 一望の白骨の谷雪あたたか |
10 | 八月や六日九日十五日 |
11 | 雛仕舞ふしまひきれざる歳月も |
12 | 白富士をわなげの的に裾野の子 |
13 | 向日葵の蕊焼かれたる地図のごと |
14 | 牡丹百二百三百門一つ |
15 | 西瓜食むとき少年の顔になり |
16 | 猫じゃらししゃららん即興音快調 |
17 | 霜柱俳句は切字響きけり |
18 | 卒業の兄と来てゐる堤かな |
19 | 行く我にとどまる汝に秋二つ |
20 | 木の根明く胎児はなにを見てをるや |
21 | ちんぽこもおそそも湧いてあふるる湯 |
22 | シェパードが先に着きたる避暑地かな |
23 | 白牡丹といふといへども紅ほのか |
24 | 花散るや耳ふって馬おとなしき |
25 | ピアニスト水仙の冷えピアノにも |
26 | 編隊の自衛隊機去りほととぎす |
27 | パンにバタたつぷりつけて春惜む |
28 | 墓のうらに廻る |
29 | 障子あけて置く海も暮れきる |
30 | 萩の風気分はなんとなく古典 |
31 | 渋柿の如きものにては候へど |
32 | 矢のごとくビヤガーテンへ昇降機 |
33 | マーガレットそれより白き産着干す |
34 | 月光ほろほろ風鈴に戯れ |
35 | あぢさゐの毬より侏儒よ駆けて出よ |
36 | 萬緑の中や吾子の歯生え初むる - |
37 | 友と居て妻を疎んず鮟鱇鍋 |
38 | 今年こそ恐れず怯まず捉われず |
39 | 満月の死角を泳ぐ牡鹿なり |
40 | 落蟬のひと声天寿まっとうす |
41 | お前に惚れたなんて鰻に言ってみる |
42 | 立冬のことに草木のかがやける |
43 | 岬鼻へ飛立つ前の鷹一羽 |
44 | 鶴啼いて月に一滴づつの金 |
45 | 大鯉のぎいと廻りぬ秋の昼 |
46 | 海しづか難聴の子のピアノ鳴る |
47 | 幼児語のたどたどしこそひろしま忌 |
48 | 彼の世より光をひいて天の川 |
49 | 梅雨一日象形文字の鳥の足 |
50 | 叱られて目をつぶる猫春隣 |
2024年9月21日 22時16分更新(随時更新中)