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 現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング

 2017年12月11日のデイリーキーワードランキング

1

せきをしてもひとり
2

万緑の中や吾子の歯生え初むる
3

春風や闘志いだきて丘に立つ
4

ものの種にぎればいのちひしめける
5

糸瓜咲て痰のつまりし仏かな
6

背泳ぎの空のだんだんおそろしく
7

海に出て木枯帰るところなし
8

赤い椿白い椿と落ちにけり
9

がんばるわなんて言うなよ草の花
10

雪の原犬沈没し躍り出づ
11

やり羽子や油のやうな京言葉
12

鶏頭の十四五本もありぬべし
13

去年今年貫く棒の如きもの
14

しんしんと肺碧きまで海の旅
15

梅二月ひかりは風とともにあり
16

包丁の切れ味ためす冬銀河
17

恋猫の恋する猫で押し通す
18

しんしんと寒さがたのし歩みゆく
19

雪空へ祈る寺院の鐘の音
20

元日や手を洗ひをる夕ごころ
21

子の髪の風に流るる五月来ぬ
22

ひつぱれる糸まつすぐや甲虫
23

から松は淋しき木なり赤蜻蛉
24

歌留多とる皆美しく負けまじく
25

柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺
26

外にも出よ触るるばかりに春の月
27

鰯雲人に告ぐべきことならず
28

春ひとり槍投げて槍に歩み寄る
29

鶏頭の 十四五本もありぬべし
30

古池や蛙飛びこむ水の音
31

眼指し煙り 枇杷実るころの 六地蔵
32

冬蜂の死にどころなく歩きけり
33

木の根明く胎児はなにを見てをるや
34

咳の子のなぞなぞあそびきりもなや
35

芋の露連山影を正しうす
36

鮟鱇の骨まで凍ててぶちきらる
37

みちのくの星入り氷柱われに呉れよ
38

ゆさゆさと大枝ゆるる桜かな
39

夫唱婦随婦唱夫随や冬籠
40

鷹のつらきびしく老いて哀れなり
41

にんげんは歩き回る芽冬野原
42

啄木鳥や落葉をいそぐ牧の木々
43

白牡丹といふといへども紅ほのか
44

忙しく人来て帰るポインセチア
45

叩かれて昼の蚊を吐く木魚哉
46

夏の河赤き鉄鎖のはし浸る
47

白富士の光の声きく五輪塔
48

海くれて鴨のこゑほのかに白し
49

しんしんと雪降る空に鳶の笛
50

冬麗のまんなかにある床柱


2024年9月26日 07時29分更新(随時更新中)
 

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