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 現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング

 2018年2月26日のデイリーキーワードランキング

1

せきをしてもひとり
2

水脈の果て炎天の墓碑を置きて去る
3

万緑の中や吾子の歯生え初むる
4

空は太初の青さ妻より林檎うく
5

白牡丹といふといへども紅ほのか
6

麗しき春の七曜またはじまる
7

勇気こそ地の塩なれや梅真白
8

鶏頭の十四五本もありぬべし
9

おおかみに蛍が一つ付いていた
10

古池や蛙飛びこむ水の音
11

立冬のことに草木のかがやける
12

赤い椿白い椿と落ちにけり
13

柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺
14

外にも出よ触るるばかりに春の月
15

星空へ店より林檎あふれをり
16

照り昃る信濃つらぬく露軌条
17

春風や闘志いだきて丘に立つ
18

鰯雲人に告ぐべきことならず
19

海に出て木枯帰るところなし
20

いくたびも雪の深さを尋ねけり
21

つきぬけて天上の紺曼珠沙華
22

木の葉ふりやまずいそぐないそぐなよ
23

滝落ちて群青世界とどろけり
24

芋の露連山影を正しうす
25

越の香を抱き白鳥の北帰行
26

冬菊のまとふはおのがひかりのみ
27

梅咲いて庭中に青鮫が来ている
28

雪虫や父郷と母郷隣りあふ
29

つきぬけて 天上の紺 曼珠沙華
30

露人ワシコフ叫びて石榴打ち落す
31

スケートの紐むすぶ間も逸りつつ
32

どれも口美し晩夏のジャズ一団
33

うしろ姿の時雨てゆくか
34

隠岐やいま木の芽をかこむ怒濤かな
35

囀をこぼさじと抱く大樹かな
36

来しかたや馬酔木咲く野の日のひかり
37

たんぽぽのぽぽのあたりが火事ですよ
38

遠山に日の当りたる枯野かな
39

菫程な小さき人に生れたし
40

銀行員等朝より蛍光す烏賊のごとく
41

おおかみに螢が一つ付いていた
42

湾曲し火傷し爆心地のマラソン
43

光陰のやがて淡墨桜かな
44

花散るや耳ふって馬おとなしき
45

手鞠唄かなしきことをうつくしく
46

よく眠る夢の枯野が青むまで
47

青蛙おのれもペンキぬりたてか
48

野に出ればひとみなやさし桃の花
49

ままごとの飯もおさいも土筆かな
50

磨崖佛おほむらさきを放ちけり


2024年9月27日 00時50分更新(随時更新中)
 

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