現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2011年5月20日のデイリーキーワードランキング
1 | 菜の花がしあはせさうに黄色して |
2 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
3 | 万緑の中や吾子の歯生え初むる |
4 | バスを待ち大路の春をうたがはず |
5 | 星空へ店より林檎あふれをり |
6 | 湾曲し火傷し爆心地のマラソン |
7 | 極寒の塵もとどめず岩ぶすま |
8 | 真贋の森にいろいろ郭公も |
9 | 隠岐やいま木の芽をかこむ怒濤かな |
10 | 芋の露連山影を正しうす |
11 | 鮟鱇の骨まで凍ててぶちきらる |
12 | 入れものが無い両手で受ける |
13 | 利根川に添いし宿場や風薫る |
14 | 咳の子のなぞなぞあそびきりもなや |
15 | 春風や闘志いだきて丘に立つ |
16 | 芍薬やぶっきらぼうの棒はずす |
17 | いくたびも雪の深さを尋ねけり |
18 | 囲炉裏けぶらせて猪撃つ話など |
19 | いちにち物いはず波音 |
20 | わが夏帽どこまで転べども故郷 |
21 | 叩かれて昼の蚊を吐く木魚哉 |
22 | 草笛を吹いている間は大丈夫 |
23 | じゃんけんで負けて螢に生れたの |
24 | 春浅き水を渉るや鷺一つ |
25 | ジャコメッティの勁さ欲しい日鉄線花 |
26 | 重ね着の中に女のはだかあり |
27 | 菫程な小さき人に生れたし |
28 | 寂莫と湯婆に足をそろへけり |
29 | 子午線をすこしはみ出しあめんぼう |
30 | 天道虫崩るる納屋の軒低し |
31 | アテルイのづぶりと沈むやませかな |
32 | 舟一つたゆたふ湖や春がすみ |
33 | 外にも出よ触るるばかりに春の月 |
34 | 子燕のこぼれむばかりこばれざる |
35 | わが恋は人とる沼の花菖蒲 |
36 | 日本海に稲妻の尾が入れられる |
37 | 精のつく話長々神楽宿 |
38 | 新緑と深緑の間のラブレター |
39 | 金魚大鱗夕焼の空の如きあり |
40 | ゆさゆさと大枝ゆるる桜かな |
41 | 友に恋われに税くる蕗の雨 |
42 | 借景やすすきはゆれるから外す |
43 | 熊谷草林の中の鬨の声 |
44 | 鵜飼待つとてもきれいな時間です |
45 | ひこばゆる木の名を知らず親不孝 |
46 | 五月雨や上野の山も見あきたり |
47 | 捨てことば残して去れり北辛夷 |
48 | 山滴るいっぱい蒐めた鳥の切手 |
49 | 遠くまで来て十薬の花十字 |
50 | 白藤や揺りやみしかばうすみどり |
2025年8月27日 14時14分更新(随時更新中)