現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2017年3月20日のデイリーキーワードランキング
1 | 村の灯のこぼれて深し虫の闇 |
2 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
3 | 朝露や胸を濡らせし泣き羅漢 |
4 | 朝戸出の臑を切りたる菖蒲かな |
5 | 朝戸出て直ぐあり沢蟹の猛き匂い |
6 | 朝です ガラスの鍵で秋をあける |
7 | せきをしてもひとり |
8 | 朝の馬笑いころげる青坊主 |
9 | 朝寝して老いを深めてしまひけり |
10 | 朝な鐘の音こくりこの風が好き |
11 | 朝寝して白波の夢ひとり旅 |
12 | 朝の膳泰山木の一花あり |
13 | 待つ人のゐる明るさの春灯 |
14 | 朝立や馬のかしらの天の川 |
15 | 朝涼や菩提樹の幹ごつごつと |
16 | たんぽぽや日はいつまでも大空に |
17 | 菩提子や釈尊になき女弟子 |
18 | 毎年よ彼岸の入りに寒いのは |
19 | 木の根明く胎児はなにを見てをるや |
20 | 朝涼の茶屋の蒸籠火を得たり |
21 | 朝谷の耕人われに燕きて |
22 | 朝発つ牝牛に異音流れる霰の丘 |
23 | 越の香を抱き白鳥の北帰行 |
24 | この道しかない春の雪ふる |
25 | 風鈴のひとり言きく 夕茜 |
26 | 母と寝る一夜豊かに虫の声 |
27 | 花散るや耳ふって馬おとなしき |
28 | 朝月や芭蕉いよいよ玉解かむ |
29 | 青蜥蜴ステンドグラスは日の匂い |
30 | 青蛙おのれもペンキぬりたてか |
31 | まなうらに薄き玻璃ある二月かな |
32 | 冬深みゆくほど旨き底魚 |
33 | 朝寒ぢや夜寒ぢや春はくるるのぢや |
34 | 寒星や神の算盤ただひそか |
35 | 人ごみに蝶の生まるる彼岸かな |
36 | 鮟鱇の骨まで凍ててぶちきらる |
37 | 清明や街道の松高く立つ |
38 | 白藤や揺りやみしかばうすみどり |
39 | 朝桜血のさらさらと流れけり |
40 | 目覚めけり青き何かを握りしめ |
41 | 外にも出よ触るるばかりに春の月 |
42 | あんずあまさうなひとはねむさうな |
43 | 重ね着の中に女のはだかあり |
44 | 紅梅やゆつくりとものいふはよき |
45 | 朝桜夜桜わが家への近道 |
46 | 鐘一つ秋風にのり嵯峨の午 |
47 | 湯上がりのごと雲間の冬満月 |
48 | 朝寒や小石大きな影を曳く |
49 | しんしんと雪降る空に鳶の笛 |
50 | 帰る家ありて帰りぬ秋の暮 |
2024年9月21日 17時13分更新(随時更新中)