現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2015年2月21日のデイリーキーワードランキング
1 | せきをしてもひとり |
2 | 日々重く声も大きく梅ふふむ |
3 | 木の葉ふりやまずいそぐないそぐなよ |
4 | 涼風の一塊として男来る |
5 | しぐるるや蒟蒻冷えて臍の上 |
6 | 越の香を抱き白鳥の北帰行 |
7 | 村靜か玻璃戸に映る吊し柿 |
8 | 老境の静謐といふ梅日和 |
9 | 多喜二忌が近し鉛筆削るにおい |
10 | おでん啖べゐて花野へ逃げ戻る |
11 | 梅咲いて庭中に青鮫が来ている |
12 | 炎天の遠き帆やわがこころの帆 |
13 | つきぬけて 天上の紺 曼珠沙華 |
14 | 春めきてものの果てなる空の色 |
15 | 白梅のあと紅梅の深空あり |
16 | 木の根明く胎児はなにを見てをるや |
17 | 忽然と地から湧き出すクロッカス |
18 | 鮟鱇の骨まで凍ててぶちきらる |
19 | 剪定をじっと見ている尉鶲 |
20 | 蜂の巣のなかの熱さを思ひゐる |
21 | 梟を見にゆき一人帰り来ず |
22 | 三千の俳句を閲し柿二つ |
23 | 寒の底は?人形に逢いにゆく |
24 | つきぬけて天上の紺曼珠沙華 |
25 | しぐるるや死なないでゐる |
26 | 牧開白樺花を了りけり |
27 | チチポポと鼓打たうよ花月夜 |
28 | 鳴り止まぬ耳鳴り今日も もどり寒 |
29 | 今日何も彼もなにもかも春らしく |
30 | さよならと梅雨の車窓に指で書く |
31 | 追伸に春一番と俳句馬鹿 |
32 | 春風や闘志いだきて丘に立つ |
33 | おいそれと鶯啼くな納豆掻く |
34 | 外にも出よ触るるばかりに春の月 |
35 | 南風や化粧に洩れし耳の下 |
36 | 何をもて罪と言いしか曼珠沙華 |
37 | 冴え返る古刹に残る手斧あと |
38 | 核持たぬ国の末世の青葉寒む |
39 | 口ごもるような紅なり臥龍梅 |
40 | 春の日やあの世この世と馬車を駆り |
41 | 飲食のかすかな音に萩昏れる |
42 | 生きること一と筋がよし寒椿 |
43 | 手鞠唄かなしきことをうつくしく |
44 | 鶏頭の十四五本もありぬべし |
45 | 夕方の影あいまいに春障子 |
46 | 漬物桶に塩ふれと母は産んだか |
47 | 柔肌の内なる滾り雨水かな |
48 | 天井に日の斑ゆらめく針供養 |
49 | 菫程な小さき人に生れたし |
50 | 時ものを解決するや春を待つ |
2024年9月21日 03時51分更新(随時更新中)