現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2010年4月26日のデイリーキーワードランキング
1 | きみと会う九月丸太ン棒をわたり |
2 | 血を流しゆけば幼き晩夏の海 |
3 | 声映すまで透きとおる五月の窓 |
4 | 河骨の鈴をふるはす星揃ふ |
5 | 青い蟹となるぼくら爪がないために |
6 | サルビヤの純粋迷ひごころ消ゆ |
7 | 五月の噴水にふれこの刻もう還らず |
8 | 聖五月終刊号のまたもかな |
9 | 勇気こそ地の塩なれや梅真白 |
10 | 憂鬱の真ん中を来る初燕 |
11 | プールサイドの鋭利な彼へ近づき行く |
12 | 春暁や人こそ知らね木々の雨 |
13 | すでに木の名持たぬ切株春の森 |
14 | 祈るべき天とおもえど天の病む |
15 | ものの種にぎればいのちひしめける |
16 | ひかりの野へ君なら蝶に乗れるだろう |
17 | 鍵束に覚えなき鍵星迎え |
18 | いつか星ぞら屈葬の他は許されず |
19 | おそるべき君等の乳房夏来る |
20 | まら振り洗う裸海上労働済む |
21 | しんしんと肺碧きまで海の旅 |
22 | 荒ぶるや海も墓標も一言語 |
23 | 谺して山ほととぎすほしいまま |
24 | 雲一片シュトラウス晴れの麦畑 |
25 | ペガサスは南に美しきは長女 |
26 | 人恋いて飯炊くときや合歓の花 |
27 | 鶏たちにカンナは見えぬかもしれぬ |
28 | 愛蔵す東籬の詩あり菊枕 |
29 | 満月のほたるぶくろよ顔上げよ |
30 | 青蛙おのれもペンキぬりたてか |
31 | 告白はしないつもりだ額の花 |
32 | 春暁や足で涙のぬぐえざる |
33 | 万緑の中や吾子の歯生え初むる |
34 | あたたかな雨が降るなり枯葎 |
35 | 蜘蛛の囲の全神経に湖があり |
36 | 秋の入水眼球に若き魚ささり |
37 | 疲れたる西日の顔は駱駝かな |
38 | チエルノブイリ夜の菫のその先に |
39 | 春や昔十五万石の城下哉 |
40 | をりとりてはらりとおもきすすきかな |
41 | 聖五月郵便受けは空のまま |
42 | 五月くる綻び何の軽さかな |
43 | 乙鳥はまぶしき鳥となりにけり |
44 | 小春日や石を噛み居る赤蜻蛉 |
45 | 死にたれば人来て大根煮きはじむ |
46 | 少年ありピカソの青のなかに病む |
47 | 芋の露連山影を正しうす |
48 | パセリ噛む夕ぐれは鳥の感情 |
49 | わが胸にすむ人ひとり冬の梅 |
50 | 春風や闘志いだきて丘に立つ |
2025年8月30日 17時08分更新(随時更新中)