現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2018年5月28日のデイリーキーワードランキング
1 | せきをしてもひとり |
2 | 冬菊のまとふはおのがひかりのみ |
3 | 海くれて鴨のこゑほのかに白し |
4 | 星空へ店より林檎あふれをり |
5 | 絶えず人いこふ夏野の石一つ |
6 | 青蛙おのれもペンキぬりたてか |
7 | 赤い椿白い椿と落ちにけり |
8 | 月面をななめドライブ夏の夜 |
9 | 咳の子のなぞなぞあそびきりもなや |
10 | 古池や蛙飛びこむ水の音 |
11 | 入れものが無い両手で受ける |
12 | ゆきふるといひしばかりの人しづか |
13 | 金剛の露ひとつぶや石の上 |
14 | いなびかり北よりすれば北を見る |
15 | 春風や闘志いだきて丘に立つ |
16 | 菜の花がしあはせさうに黄色して |
17 | 分け入つても分け入つても青い山 |
18 | 万緑をしりぞけて滝とどろけり |
19 | たんぽぽや日はいつまでも大空に |
20 | 赤蜻蛉筑波に雲もなかりけり |
21 | 桐一葉日当りながら落ちにけり |
22 | 流氷や宗谷の門波荒れやまず |
23 | 常夏の碧き潮あびわが育つ |
24 | みちのくは底知れぬ国大熊生く |
25 | 鮟鱇の骨まで凍ててぶちきらる |
26 | 鶏頭の 十四五本もありぬべし |
27 | バスを待ち大路の春をうたがはず |
28 | 墓のうらに廻る |
29 | 林間を人ごうごうと過ぎゆけり |
30 | 金魚鉢に水の衰へ昼ふかし |
31 | 日と月のごとく二輪の寒椿 |
32 | つきぬけて天上の紺曼珠沙華 |
33 | 萬緑の中や吾子の歯生え初むる |
34 | しんしんと肺碧きまで海の旅 |
35 | 海中に都ありとぞ鯖火もゆ |
36 | いつの間に欅の芽吹き淡々と |
37 | みづうみのみなとのなつのみじかけれ |
38 | 菫程な小さき人に生れたし |
39 | 空をゆく一かたまりの花吹雪 |
40 | 考える人は考え昭和の日 |
41 | 鶴舞ふや日は金色の雲を得て |
42 | まさをなる空よりしだれざくらかな |
43 | 跳箱の突き手一瞬冬が来る |
44 | どつしりと十一月の白湯の椀 |
45 | 手花火やそうしてだれもいなくなる |
46 | 夏嵐机上の白紙飛び尽す |
47 | 傘かしげ吾子ともやひつ走り梅雨 |
48 | 夏誰か尺八一管を壁に立て |
49 | 芋の露連山影を正しうす |
50 | 囀をこぼさじと抱く大樹かな |
2024年9月27日 00時26分更新(随時更新中)