現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2016年4月18日のデイリーキーワードランキング
1 | 穀雨かな世の一隅に安らぎて |
2 | 外にも出よ触るるばかりに春の月 |
3 | 雷鳴に暴れ出したる鯉のぼり |
4 | たんぽぽや日はいつまでも大空に |
5 | 清明や街道の松高く立つ |
6 | 家々や菜の花いろの燈をともし |
7 | 遠泳の色無きところまで行けり |
8 | ときをりの風のつめたき桜かな |
9 | 夜目に光る蛙ひき逃げ事件なり |
10 | 春風や闘志いだきて丘に立つ |
11 | くれなゐの色を見てゐる寒さかな |
12 | ちるさくら海あをければ海へちる |
13 | 自画像をふせたるままに新樹光 |
14 | 倒・裂・破・崩・礫の街寒雀 |
15 | 村の灯のこぼれて深し虫の闇 |
16 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
17 | 初蝶来何色と問ふ黄と答ふ |
18 | 鯉のぼり風力一の風孕み |
19 | ふと覚めし雪夜一生見えにけり |
20 | この道の富士になりゆく芒かな |
21 | くもることわすれし空のひばりかな |
22 | なかなかに決まらぬ見合花うぐい |
23 | 公園の見取図どこも緑濃し |
24 | 飛花落花命ひらひらしていたる |
25 | 巨き船造られありて労働祭 |
26 | 高熱はむらさきがちの豆の花 |
27 | 豊満の魚華やぐ中の三面鏡 |
28 | 寒き日の影も形も現なり |
29 | 地震熄まぬ春上弦のひかりかな |
30 | 春の日や あの世この世と 馬車を駆り |
31 | またたびの実のうきうきは奥武蔵 |
32 | 萬緑に観音の指うごかんと |
33 | 散り急ぐ花の生き方上手かな |
34 | 叱られて目をつぶる猫春隣 |
35 | 分け入つても分け入つても青い山 |
36 | 寝るだけの二階となりぬ鳥帰る |
37 | 湧きかけし白湯の匂ひや夕桜 |
38 | 曼珠沙華あつけらかんと道の端 |
39 | きさらぎの薮にひびける早瀬かな |
40 | 白き巨船きたれり春も遠からず |
41 | 短夜や乳ぜり啼く児を須可捨焉乎 |
42 | 声掛けて体位交換花は葉に |
43 | 桃源郷人はどこにいるのだろう |
44 | ぜんまいののの字ばかりの寂光土 |
45 | 老松に一笛ひびく能始 |
46 | 山窪は蜜柑の花の匂ひ壺 |
47 | 盆の雨ほとけの父母と暮らしけり |
48 | 行く雲も帰雁の声も胸の上 |
49 | うりずんのたてがみ青くあおく梳く |
50 | せきをしてもひとり |
2025年8月28日 16時27分更新(随時更新中)