現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2019年1月23日のデイリーキーワードランキング
1 | 誰かまた鳥の名を言い受験生 |
2 | 凍鶴になるまで少年の素振り |
3 | 万緑の中や吾子の歯生え初むる |
4 | 海に出て木枯帰るところなし |
5 | ゆさゆさと大枝ゆるる桜かな |
6 | 初秋の蝗つかめば柔らかき |
7 | せきをしてもひとり |
8 | かりかりと蟷螂蜂の皃を食む |
9 | 雪の原犬沈没し躍り出づ |
10 | 雪がきてなにもなき野を飾りけり |
11 | 赤い椿白い椿と落ちにけり |
12 | 三千の俳句を閲し柿二つ |
13 | わが十指われにかしづく寒の入 |
14 | 夢に舞ふ能美しや冬籠 |
15 | いくたびも雪の深さを尋ねけり |
16 | 運命は笑ひ待ちをり卒業す |
17 | 雀らも海かけて飛べ吹流し |
18 | 匙なめて童たのしも夏氷 |
19 | 炎天の遠き帆やわがこころの帆 |
20 | 大安日確め下ろす白の靴 |
21 | 日本語をはなれし蝶のハヒフヘホ |
22 | 桜散るあなたも河馬になりなさい |
23 | 大寒の街に無数の拳ゆく |
24 | 夏夕べ里山は風生むところ |
25 | 襟巻の狐の顔は別にあり |
26 | 鶏頭の十四五本もありぬべし |
27 | 残雪やごうごうと吹く松の風 |
28 | 水枕ガバリと寒い海がある |
29 | スケートの紐むすぶ間も逸りつつ |
30 | 春の水とは濡れてゐるみづのこと |
31 | 来ることの嬉しき燕きたりけり |
32 | 露の玉蟻たぢたぢとなりにけり |
33 | 咳の子のなぞなぞあそびきりもなや |
34 | 山国の蝶を荒しと思はずや |
35 | 晩年の日記余白の風花す |
36 | 芋の露連山影を正しうす |
37 | つきぬけて天上の紺曼珠沙華 |
38 | くろがねの秋の風鈴鳴りにけり |
39 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
40 | 学問のさびしさに堪へ炭をつぐ |
41 | 凍鶴の啼かむと喉をころろころろ |
42 | ちるさくら海あをければ海へちる |
43 | 八郎潟に白魚すすりし三鬼亡し |
44 | 悲哀ですヒアシンスですピアスです |
45 | 白牡丹といふといへども紅ほのか |
46 | 新緑のアパート妻を玻璃囲ひ |
47 | 来しかたや馬酔木咲く野の日のひかり |
48 | 降る雪や明治は遠くなりにけり |
49 | 天地の間にほろと時雨かな |
50 | 寒晴やあはれ舞妓の背の高き |
2024年9月20日 17時59分更新(随時更新中)