現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2014年1月の月間キーワードランキング
1 | ほととぎすあすはあの山こえて行かう |
2 | 生きること一と筋がよし寒椿 |
3 | 柊の花一本の香りかな |
4 | 去年今年貫く棒の如きもの |
5 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
6 | せきをしてもひとり |
7 | 青蛙おのれもペンキぬりたてか |
8 | もう一人の自分をさがす初鏡 |
9 | 水枕ガバリと寒い海がある |
10 | ふりむかぬ大勢に射す春の日矢 |
11 | 初暦知らぬ月日は美しく |
12 | ものの種にぎればいのちひしめける |
13 | 外にも出よ触るるばかりに春の月 |
14 | 鰯雲人に告ぐべきことならず |
15 | 母の日のてのひらの味塩むすび |
16 | 学問のさびしさに堪へ炭をつぐ |
17 | 鮟鱇の骨まで凍ててぶちきらる |
18 | 白き息ゆたかに朝の言葉あり |
19 | 心には紋付袴初句会 |
20 | 炎天の遠き帆やわがこころの帆 |
21 | 春風や闘志いだきて丘に立つ |
22 | 重ね着の中に女のはだかあり |
23 | 葉牡丹や女ばかりの昼の酒 |
24 | 初富士の大きかりける汀かな |
25 | 啄木鳥や落葉をいそぐ牧の木々 |
26 | 蝋梅や磨きたりない床柱 |
27 | ぼうたんの百のゆるるは湯のやうに |
28 | 恋猫の恋する猫で押し通す |
29 | 大寒の一戸もかくれなき故郷 |
30 | 三寒四温夜は尚更よ碁石を置く |
31 | 寒雷やびりりびりりと真夜の玻璃 |
32 | 冬菊のまとふはおのがひかりのみ |
33 | 勇気こそ地の塩なれや梅真白 |
34 | 還暦をすぎ春風のよく見える |
35 | 松過ぎの又も光陰矢の如く |
36 | 螢籠昏ければ揺り炎えたたす |
37 | 母と寝る一夜豊かに虫の声 |
38 | 一行の添え書に見る年賀状 |
39 | 成人式終りし大き雪片よ |
40 | たんぽぽのぽぽのあたりが火事ですよ |
41 | 土手を外れ枯野の犬となりゆけり |
42 | 叱られて目をつぶる猫春隣 |
43 | しんしんと雪降る空に鳶の笛 |
44 | 公魚のよるさざなみか降る雪に |
45 | いなびかり北よりすれば北を見る |
46 | 木の葉ふりやまずいそぐないそぐなよ |
47 | 霧月夜美して一夜ぎり |
48 | ふくろうに聞け快楽のことならば |
49 | 星空へ店より林檎あふれをり |
50 | 大空に羽子の白妙とどまれり |
2024年9月26日 19時42分更新(随時更新中)