現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2012年8月22日のデイリーキーワードランキング
1 | いなびかり北よりすれば北を見る |
2 | サフランや映画はきのう人を殺め |
3 | 文脈に繋がりてくる*蝉しぐれ |
4 | 石臼の今は踏み石処暑の風 |
5 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
6 | 蝉しぐれ八月尽の蝉しぐれ |
7 | ゆさゆさと大枝ゆるる桜かな |
8 | くろがねの秋の風鈴鳴りにけり |
9 | 耕して高き欅を野に残す |
10 | 天皇の白髪にこそ夏の月 |
11 | 水の地球すこしはなれて春の月 |
12 | 匙なめて童たのしも夏氷 |
13 | 盆過ぎや人立つてゐる人の際 |
14 | 青蛙おのれもペンキぬりたてか |
15 | 星月夜地に這ふものの影ゆらぎ |
16 | 万愚節歯磨きチューブ畳みけり |
17 | 実むらさきこぼれ私にもある落度 |
18 | 後手をついて山見る冷し飴 |
19 | 青玄消ゆ 小鳥寄りそう雪見窓 |
20 | 猫じゃらししゃららん即興音快調 |
21 | 風立ちて月光の坂ひらひらす |
22 | 夕立が洗つていつた茄子をもぐ |
23 | 野を焼いて帰れば燈火母やさし |
24 | 暗黒や関東平野に火事一つ |
25 | 夏の河赤き鉄鎖のはし浸る |
26 | 青海波悪霊すでに目を覚まし |
27 | 関東平野でこぼこがあって冬 |
28 | 三月の甘納豆のうふふふふ |
29 | 蝶よ花よと追いしは昔藪からし |
30 | 曳かれる牛が辻でずつと見廻した秋空だ |
31 | カササギに出逢うふるさと春霞 |
32 | 安宿とあなどるなかれ桜鯛 |
33 | 文字忘れ言葉忘れて夏過ぎぬ |
34 | 薄氷の吹かれて端の重なれる |
35 | 戦争が廊下の奥に立つてゐた |
36 | 無人寺風香らせし朴散華 |
37 | 春の風ルンルンけんけんあんぽんたん |
38 | 薬剤をひとつぶ添えし月の宴 |
39 | 雉子の眸のかうかうとして売られけり |
40 | 朝顔の紺のかなたの月日かな |
41 | 仏性は白き桔梗にこそあらめ |
42 | 年賀やめて小さくなりて籠りをり |
43 | 山ざくら搾乳の音一直線 |
44 | 啞*蝉の黙のかさなる蝉時雨 |
45 | 海を見る妻と冬日を分かち合ひ |
46 | おしろい花踊り子一礼して通る |
47 | 初夏の少女ふわっと単線電車 |
48 | 晩夏光過去呼び戻すしみ一つ |
49 | 暗室より水の音する母の情事 |
50 | 肩に来て人懐かしや赤蜻蛉 |
2024年9月22日 11時08分更新(随時更新中)