現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2016年9月12日のデイリーキーワードランキング
1 | 牡丹百二百三百門一つ |
2 | チチポポと鼓打たうよ花月夜 |
3 | 村の灯のこぼれて深し虫の闇 |
4 | バスを待ち大路の春をうたがはず |
5 | 万緑の中や吾子の歯生え初むる |
6 | 八月や六日九日十五日 |
7 | 冬蜂の死にどころなく歩きけり |
8 | 桐一葉日当りながら落ちにけり |
9 | 麦秋の中なるが悲し聖廃虚 |
10 | がんばるわなんて言うなよ草の花 |
11 | つきぬけて天上の紺曼珠沙華 |
12 | この樹登らば鬼女となるべし夕紅葉 |
13 | 秋風の漣として届きけり |
14 | どの子にも涼しく風の吹く日かな |
15 | 衣被飯田蝶子を知っている |
16 | たましひのたとへば秋のほたる哉 |
17 | せきをしてもひとり |
18 | 春の水とは濡れてゐるみづのこと |
19 | 星空へ店より林檎あふれをり |
20 | 誰れ彼れの背中のみゆる昼花火 |
21 | 青蛙おのれもペンキぬりたてか |
22 | 赤い椿白い椿と落ちにけり |
23 | 金剛の露ひとつぶや石の上 |
24 | つきぬけて 天上の紺 曼珠沙華 |
25 | やり羽子や油のやうな京言葉 |
26 | 螢の夜老い放題に老いんとする |
27 | しんしんと肺碧きまで海の旅 |
28 | 時鳥厠半ばに出かねたり |
29 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
30 | いつせいに土を出る音つくつくし |
31 | 秋の夜の憤ろしき何々ぞ |
32 | 冬菊のまとふはおのがひかりのみ |
33 | 蜻蛉行く後ろ姿の大きさよ |
34 | 秋雲やふるさとで売る同人誌 |
35 | さしぐむや水かげろふに茜さし |
36 | 落日に橋つつまれし空襲忌 |
37 | 摩周湖のこよなくあをし霧の花 |
38 | たんぽぽのぽぽのあたりが火事ですよ |
39 | 跳箱の突手一瞬冬が来る |
40 | 友情が心の支え冬ぬくし |
41 | どしゃ降りの真ん中が好き夏衣 |
42 | 天の火刑へ飛びゆくあまたの耳斬られ |
43 | 某は案山子にて候雀どの |
44 | 夕東風や海の船ゐる隅田川 |
45 | 白樺のまれにはななめ秋晴るる |
46 | 漬物桶に塩ふれと母は産んだか |
47 | 夢抱きていでしがハタと秋の闇 |
48 | 自己顕示やたらに強し金木犀 |
49 | 鍬の柄に靴干し暮れる夏の家 |
50 | 雨戸操る大気の中に春動く |
2025年8月26日 00時51分更新(随時更新中)