現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2013年12月22日のデイリーキーワードランキング
1 | 重ね着の中に女のはだかあり |
2 | 一行の添え書に見る年賀状 |
3 | ぼうたんの百のゆるるは湯のやうに |
4 | 初暦知らぬ月日は美しく |
5 | 年賀やめて小さくなりて籠りをり |
6 | いはれなくけふ頸燃えて五月逝く - |
7 | 呪ふ人は好きな人なり紅芙蓉 |
8 | 学問のさびしさに堪へ炭をつぐ |
9 | 逝きにけり泥葱土間に置きしまま |
10 | ふりむかぬ大勢に射す春の日矢 |
11 | ものの種にぎればいのちひしめける |
12 | 日溜りを好む枯木の吹き溜り |
13 | クリムトの馬動かざる春の暮 |
14 | 大寒の東京駅に人を待つ |
15 | 逝きにけり冬三日月の綺羅を負い |
16 | 初富士の大きかりける汀かな |
17 | あかねさす近江の国の飾臼 |
18 | 戦争が廊下の奥に立つてゐた |
19 | 天皇誕生日休日となりにけり |
20 | 心には紋付袴初句会 |
21 | よく眠る夢の枯野が青むまで |
22 | どうでもよいことには触れず野水仙 |
23 | サイコロは六の上り目初笑い |
24 | せきをしてもひとり |
25 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
26 | 大空に羽子の白妙とどまれり |
27 | 冬菫飛行船を待っている |
28 | 露の玉蟻たぢたぢとなりにけり |
29 | いはれなくけふ頸燃えて五月逝く |
30 | 宝船皺寄つてゐる目覚めかな |
31 | 冬菊のまとふはおのがひかりのみ |
32 | もう一人の自分をさがす初鏡 |
33 | 星空へ店より林檎あふれをり |
34 | 松過ぎの又も光陰矢の如く |
35 | 恋猫に思ひのほかの月夜かな |
36 | 若鮎の 二手になりて 上りけり |
37 | 秋空を二つに断てり椎大樹 |
38 | 百代の過客しんがりに猫の子も |
39 | 待てど来ずライターで焼く月見草 |
40 | 一桶の藍流しけり春の川 |
41 | 真昼日に松風少し土用かな |
42 | 古希の日の初湯はなぜか面映ゆい |
43 | 寂しくて道のつながる年のくれ |
44 | 初孫の生まれるニュース雲の峰 |
45 | 咳の子のなぞなぞあそびきりもなや |
46 | くろがねの秋の風鈴鳴りにけり |
47 | 豪快に妻割る冬至南瓜かな |
48 | 芋の露連山影を正しうす |
49 | 雪女ためらいがちに句を直す |
50 | 寄せ書きの一人失う冬菫 |
2025年8月28日 11時07分更新(随時更新中)