現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2018年8月16日のデイリーキーワードランキング
1 | 万緑の中や吾子の歯生え初むる |
2 | せきをしてもひとり |
3 | 古池や蛙飛びこむ水の音 |
4 | 八月や六日九日十五日 |
5 | 首あげて折々見るや庭の萩 |
6 | 冬の水一枝の影も欺かず |
7 | 萱葺の並ぶ関所に秋日濃し |
8 | 匙なめて童たのしも夏氷 |
9 | 一湾の潮しづもるきりぎりす |
10 | をりとりてはらりとおもきすすきかな |
11 | どの子にも涼しく風の吹く日かな |
12 | いつせいにきのこ隠るる茸狩 |
13 | 尺蠖のくの字くの字の千里かな |
14 | 軍隊の近づく音や秋風裡 |
15 | 飛行機雲空かけ上る枯野に春 |
16 | 神々の遊びて作る雪まくり |
17 | 一湾を眼下に望む鵙日和 |
18 | 春の月風かたきなか腕をくむ |
19 | 金剛の露ひとつぶや石の上 |
20 | 時雨るるや又きこしめす般若湯 |
21 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
22 | 汚染魚を包んで濡れる夕刊紙 |
23 | われにつきゐしサタン離れぬ曼珠沙華 |
24 | 蛍籠われに安心あらしめよ |
25 | 長閑さののの字のの字や墨を磨る |
26 | 夜間飛行を眼にとめてうすくなる寝嵩 |
27 | 青天や白き五弁の梨の花 |
28 | 春寒し水田の上の根なし雲 |
29 | 青蛙おのれもペンキぬりたてか |
30 | 嗚呼と言えば淋しい蛇が穴を出る |
31 | かわかわと大きくゆるく寒鴉 |
32 | 雁の声のしばらく空に満ち |
33 | 鮟鱇の骨まで凍ててぶちきらる |
34 | 南浦和のダリアを仮のあはれとす |
35 | ああみんなわかものなのだ天の川 |
36 | 馬も召されておぢいさんおばあさん |
37 | 端居して濁世なかなかおもしろや |
38 | 鮭の棒いやだいやだと転がれり |
39 | またもとのおのれにもどり夕焼中 |
40 | おくれ毛を茅花流しとおもいけり |
41 | 待ち人のこぬ噴水の高さかな |
42 | みかん剥く母の百年聞きながら |
43 | 咲きのぼる秋暑の胡麻に烏蝶 |
44 | 覇者に紙ふぶき敗者に花吹雪 |
45 | をさなごのひとさしゆびにかかる虹 |
46 | 勇気こそ地の塩なれや梅真白 |
47 | 飛込の途中たましひ遅れけり |
48 | 底がぬけた柄杓で水を呑まうとした |
49 | 門とぢて良夜の石と我は居り |
50 | おぼろ夜のかたまりとしてものおもふ |
2024年9月26日 00時58分更新(随時更新中)