現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2024年1月24日のデイリーキーワードランキング
1 | あかあかとあかあかあかとまんじゆさげ |
2 | 一日もの云はず蝶の影さす |
3 | 戦争が廊下の奥に立つてゐた |
4 | この道しかない春の雪ふる |
5 | 蟻よバラを登りつめても陽が遠い |
6 | ちるさくら海あをければ海へちる |
7 | 海に出て木枯帰るところなし |
8 | 頭の中で白い夏野となつてゐる |
9 | 雪の原犬沈没し躍り出づ |
10 | 螢獲て少年の指みどりなり |
11 | ものの種にぎればいのちひしめける |
12 | 蝌蚪に打つ小石天変地異となる |
13 | 冬に入る伐折羅は赤き息吐けり |
14 | 卒業の兄と来てゐる堤かな |
15 | 初富士の大きかりける汀かな |
16 | 遠富士へ萍流れはじめけり |
17 | 鴨流れゐる湖流るるや |
18 | 妹が居の宰相山も夏祭 |
19 | 坐す牛にそれぞれの顔秋深む |
20 | 摩天楼より新緑がパセリほど |
21 | ラガー等のそのかちうたのみじかけれ |
22 | 枯草を踏みゆくやはらかな時間 |
23 | 七月の砂もカラスも未然形 |
24 | 道のべに阿波の遍路の墓あはれ |
25 | 春の浜大いなる輪が画いてある |
26 | 白梅の万蕾にさすみどりかな |
27 | 雁やのこるものみな美しき |
28 | 合格子ひとりになれば大股に |
29 | しんしんと雪降る空に鳶の笛 |
30 | 音楽漂う岸侵しゆく蛇の飢 |
31 | かくれんぼ今日はおしまひつくしんぼ |
32 | 夜話の最後は聞かず眠りけり |
33 | 海くれて鴨のこゑほのかに白し |
34 | 人の顔眺てゐて秋を感じけり |
35 | オリオンの盾新しき年に入る |
36 | 空をゆく一かたまりの花吹雪 |
37 | 梅咲けりモーツアルトが居るやうに |
38 | 闘鶏の眼つぶれて飼はれけり |
39 | 寒の底は?人形に逢いにゆく |
40 | 夜の町は紺しぼりつつ牡丹雪 |
41 | 歳月はやがて微塵に冬夕焼 |
42 | 風邪の夫婦ぐずぐずといる山の家 |
43 | 死後通る道見えてゐて暖かし |
44 | 萬緑の中や吾子の歯生え初むる - |
45 | 波音の由比ケ浜より初電車 |
46 | 肉がやせて来る太い骨である |
47 | 花散るや耳ふって馬おとなしき |
48 | 鳰入人をしづかに湖の町 |
49 | 咲き満ちてこぼるる花もなかりけり |
50 | 木の葉ふりやまずいそぐないそぐなよ |
2024年9月21日 18時53分更新(随時更新中)