現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2020年の年間キーワードランキング
1 | 万緑の中や吾子の歯生え初むる |
2 | 青蛙おのれもペンキぬりたてか |
3 | 鮟鱇の骨まで凍ててぶちきらる |
4 | 牡丹百二百三百門一つ |
5 | 滝落ちて群青世界とどろけり |
6 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
7 | 雲の峰いくつ崩れて月の山 |
8 | のどけさに寝てしまひけり草の上 |
9 | 算術の少年しのび泣けり夏 |
10 | 咳の子のなぞなぞあそびきりもなや |
11 | 海に出て木枯帰るところなし |
12 | 白牡丹といふといへども紅ほのか |
13 | 鰯雲人に告ぐべきことならず |
14 | 海くれて鴨のこゑほのかに白し |
15 | しんしんと肺碧きまで海の旅 |
16 | がんばるわなんて言うなよ草の花 |
17 | 芋の露連山影を正しうす |
18 | 絶えず人いこふ夏野の石一つ |
19 | 水枕ガバリと寒い海がある |
20 | 鶏頭の十四五本もありぬべし |
21 | 花散るや耳ふって馬おとなしき |
22 | バスを待ち大路の春をうたがはず |
23 | せきをしてもひとり |
24 | 星空へ店より林檎あふれをり |
25 | おそるべき君等の乳房夏来る |
26 | 赤い椿白い椿と落ちにけり |
27 | あはれ子の夜寒の床の引けばよる |
28 | 囀をこぼさじと抱く大樹かな |
29 | 冬菊のまとふはおのがひかりのみ |
30 | 梨の花郵便局で日が暮れる |
31 | 雪の原犬沈没し躍り出づ |
32 | 空をゆく一かたまりの花吹雪 |
33 | 春風や闘志いだきて丘に立つ |
34 | ゆで玉子むけばかがやく花曇 |
35 | どの子にも涼しく風の吹く日かな |
36 | 葉桜の下帰り来て魚に塩 |
37 | ああいへばかういう兜太そぞろ寒 |
38 | 分け入つても分け入つても青い山 |
39 | ちるさくら海あをければ海へちる |
40 | 残雪やごうごうと吹く松の風 |
41 | ちんぽこもおそそも湧いてあふるる湯 |
42 | 嗚呼と言えば淋しい蛇が穴を出る |
43 | 学問のさびしさに堪へ炭をつぐ |
44 | 萬緑の中や吾子の歯生え初むる - |
45 | 八月や六日九日十五日 |
46 | をりとりてはらりとおもきすすきかな |
47 | いくたびも雪の深さを尋ねけり |
48 | 露人ワシコフ叫びて石榴打ち落す |
49 | 漬物桶に塩ふれと母は産んだか |
50 | 日と月のごとく二輪の寒椿 |
2025年9月2日 11時34分更新(随時更新中)