現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2019年1月25日のデイリーキーワードランキング
1 | 船焼き捨てし/船長は//泳ぐかな |
2 | 乙鳥はまぶしき鳥となりにけり |
3 | 流氷や宗谷の門波荒れやまず |
4 | 乳母車夏の怒濤によこむきに |
5 | 算術の少年しのび泣けり夏 |
6 | 白牡丹といふといへども紅ほのか |
7 | 初富士の大きかりける汀かな |
8 | 水温むとも動くものなかるべし |
9 | 鶏頭の十四五本もありぬべし |
10 | つばめつばめ泥が好きなる燕かな |
11 | 万緑の中や吾子の歯生え初むる |
12 | 炎天の遠き帆やわがこころの帆 |
13 | 寒波急日本は細くなりしまま |
14 | 落椿振り向かざるも生きること |
15 | 石臼の今は踏み石処暑の風 |
16 | 分け入つても分け入つても青い山 |
17 | 肉体は死してびつしり書庫に夏 |
18 | 豆腐屋のラッパは二音天高し |
19 | 水着出すこころ閉ざしてゐた頃の |
20 | せきをしてもひとり |
21 | 青蛙おのれもペンキぬりたてか |
22 | 海原を共に眺めん赤とんぼ |
23 | 晩年の日記余白の風花す |
24 | 芋の露連山影を正しうす |
25 | 冬菊のまとふはおのがひかりのみ |
26 | 母の日のてのひらの味塩むすび |
27 | 冬の鳶一湾の凪ひろげつつ |
28 | 水枕ガバリと寒い海がある |
29 | 重なりし辞書電子辞書雪の夜 |
30 | 早春の土に手応へ鍬を振る |
31 | 飛行機雲空かけ上る枯野に春 |
32 | 絶えず人いこふ夏野の石一つ |
33 | ぬなは採る水の透明たぐりつつ |
34 | 水張田の風白ければ通り過ぐ |
35 | 探梅のこころもとなき人数かな |
36 | 立春や罠より抜けし思いかな |
37 | いくたびも雪の深さを尋ねけり |
38 | 草珊瑚座るいずこも輝やけり |
39 | 鮟鱇の骨まで凍ててぶちきらる |
40 | よろこべばしきりに落つる木の実かな |
41 | 革ジャンに破れジーパン空つ風 |
42 | 方丈の大庇より春の蝶 |
43 | 別るるや夢一筋の天の川 |
44 | 落椿とはとつぜんに華やげる |
45 | しんしんと雪降る空に鳶の笛 |
46 | 冬日宙少女鼓隊に母となる日 |
47 | 寒卵どの曲線もかへりくる |
48 | 日々重く声も大きく梅ふふむ |
49 | 星空へ店より林檎あふれをり |
50 | 咲き満ちてこぼるる花もなかりけり |
2024年4月19日 12時32分更新(随時更新中)