現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2015年8月5日のデイリーキーワードランキング
1 | 八月や六日九日十五日 |
2 | せきをしてもひとり |
3 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
4 | 相逢うて飯食う疲れ遠花火 |
5 | 月の出や死んだ者らと死者を待つ |
6 | 死化粧して水色桔梗なりぬ |
7 | 兄以上恋人未満掻氷 |
8 | 外にも出よ触るるばかりに春の月 |
9 | をりとりてはらりとおもきすすきかな |
10 | 黄蝶に促される体土弄り |
11 | やり羽子や油のやうな京言葉 |
12 | 朝焼の雲海尾根を溢れ落つ |
13 | 石臼の今は踏み石処暑の風 |
14 | 榛名山大霞して真昼かな |
15 | 月面をななめドライブ夏の夜 |
16 | 高々と蝶こゆる谷の深さかな |
17 | 念力のゆるめば死ぬる大暑かな |
18 | 星既に秋の眼をひらきけり |
19 | 約束の扉押す手を大西日 |
20 | 忘れ潮少年兵士二十人 |
21 | 枝豆のすこし硬くて微笑せり |
22 | ゆさゆさと大枝ゆるる桜かな |
23 | 夏満月赤き光を海に投げ |
24 | 洗わるる島の捨石 終戦忌 |
25 | 草むらも酷暑の夜勤もみな苛立ち |
26 | かくれんぼ三つかぞえて冬となる |
27 | 打水の流るる先の生きてをり |
28 | 枝豆を口に正論聞き流す |
29 | 沖縄やハイビスカスは飛び立たぬ |
30 | 凍滝やすぎきし時間かがやきぬ |
31 | 青春の過ちの嵩かき氷 |
32 | 算術の少年しのび泣けり夏 |
33 | カンナ咲く遥かな海を照らしつつ |
34 | 夏山の大木倒す谺かな |
35 | 能書は有機栽培春の雪 |
36 | 飛行機雲空かけ上る枯野に春 |
37 | 咳の子のなぞなぞあそびきりもなや |
38 | 死蛍に照らしをかける蛍かな |
39 | 早苗饗のいちにち湯野の湯の熱き |
40 | 鷺草に距という部分風遊ぶ |
41 | 永久凍土という墓あり敗戦忌 |
42 | 百千鳥ラジオ体操きよらかに |
43 | 太陽の出でて没るまで青岬 |
44 | 曼珠沙華酸いも甘いも受けて立つ |
45 | 老いゆくを罪と思はず百日紅 |
46 | 幹太き松の真上や寒満月 |
47 | 死なば死螢生きてゐしかば火の螢 |
48 | 茄子の馬どう並べても納まらぬ |
49 | 筋雲や坂東太郎の風冷えに |
50 | 無花果やみんな無口の会議室 |
2024年4月24日 17時42分更新(随時更新中)