現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2014年8月25日のデイリーキーワードランキング
1 | ほととぎすあすはあの山こえて行かう |
2 | せきをしてもひとり |
3 | いなびかり北よりすれば北を見る |
4 | 戦争が廊下の奥に立つてゐた |
5 | ちなみぬふ陶淵明の菊枕 |
6 | ゆさゆさと大枝ゆるる桜かな |
7 | 桐一葉日当りながら落ちにけり |
8 | 赤い椿白い椿と落ちにけり |
9 | 母に会うための線香花火かな |
10 | 相逢うて飯食う疲れ遠花火 |
11 | 水の地球すこしはなれて春の月 |
12 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
13 | うちの蝶としてとんでいるしばらく |
14 | プラタナス夜もみどりなる夏は来ぬ |
15 | 石臼の今は踏み石処暑の風 |
16 | 暗黒や関東平野に火事一つ |
17 | 滝落ちて群青世界とどろけり |
18 | カンナ咲く遥かな海を照らしつつ |
19 | 炎天の遠き帆やわがこころの帆 |
20 | 老いゆくを罪と思はず百日紅 |
21 | 古池や蛙飛びこむ水の音 |
22 | 父はやく死にしあと母風の盆 |
23 | 重ね着の中に女のはだかあり |
24 | どの子にも涼しく風の吹く日かな |
25 | 雲仙の瓔珞躑躅眼も遥に |
26 | なわとびの縄の中なる青山河 |
27 | 坂東の血が酢海鼠を嫌ふなり |
28 | 砂肝をかりりと美濃や厚氷 |
29 | 金剛の露ひとつぶや石の上 |
30 | 口で紐解けば日暮や西行忌 |
31 | 繊く白く爪の三日月菊を摘む |
32 | 孔雀よりはじまる春の愁かな |
33 | 口論の真ん中にあり蠅叩 |
34 | 友情が心の支え冬ぬくし |
35 | 結界の紅茸どもへ鐘一打 |
36 | 鶏頭の十四五本もありぬべし |
37 | いろいろな泳ぎ方してプールにひとり |
38 | 伝言板の空白を鳴く昼ちちろ |
39 | 月明の一痕としてわが歩む |
40 | 草を引くみんな忘れてをりにけり |
41 | かあちゃんよ今はどのへん春彼岸 |
42 | 君もまた長子の愁ひ蚯蚓鳴く |
43 | 火に向かい二人貧しき梅雨籠 |
44 | 漁るや白雨さなかもその後も |
45 | とどまればあたりにふゆる蜻蛉かな |
46 | 月の出や草擦りてゆく牛の貌 |
47 | オペラ観るわが茎石の沈みごろ |
48 | 冬薔薇どさりと占める虚ろかな |
49 | 肩に来て人懐かしや赤蜻蛉 |
50 | 桑の葉の照るに堪へゆく帰省かな |
2024年9月27日 05時09分更新(随時更新中)