現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2012年1月4日のデイリーキーワードランキング
1 | 去年今年貫く棒の如きもの |
2 | 降る雪や明治は遠くなりにけり |
3 | ひとり言聞く人のゐし松の内 |
4 | 初暦知らぬ月日は美しく |
5 | 元日や山明けかかる雪の中 |
6 | 元日や手を洗ひをる夕ごころ |
7 | もう一人の自分をさがす初鏡 |
8 | 姉の身に地割れ及びて水仙花 |
9 | ものの種にぎればいのちひしめける |
10 | 小春日や石を噛み居る赤蜻蛉 |
11 | 東京がじつとしてゐる初景色 |
12 | 春潮といへば必ず門司を思ふ |
13 | 海に出て木枯帰るところなし |
14 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
15 | 大空に羽子の白妙とどまれり |
16 | 女坂箱根駅伝男坂 |
17 | 初夢のなかをどんなに走つたやら |
18 | まゆ玉のしだれのもとのよき眠り |
19 | 竜天に昇る暁雲輝やかし |
20 | 葉牡丹の渦かサラファンの唄か |
21 | 雪の野のふたりの人のつひにあふ |
22 | 春風や闘志いだきて丘に立つ |
23 | たんぽぽのぽぽのあたりが火事ですよ |
24 | 生きること一と筋がよし寒椿 |
25 | ひかり野へ君なら蝶に乗れるだろう |
26 | 姫はじめ闇美しといひにけり |
27 | 会ひたしと思ふ人あり去年今年 |
28 | とどまればあたりにふゆる蜻蛉かな |
29 | 鮟鱇の骨まで凍ててぶちきらる |
30 | 一枚の障子明りに技芸天 |
31 | まゆ玉や一度こじれし夫婦仲 |
32 | 膝に来て模様に満ちて春着の子 |
33 | 氷りつつ西日の粒子かくれなし |
34 | 億年のなかの今生実南天 |
35 | 陽へ病む |
36 | 蛇衣を脱ぐ身の長さかこちつつ |
37 | 春雷や胸の上なる夜の厚み |
38 | 荒々と花びらを田に鋤き込んで |
39 | 神杉のしめ縄たるみ五月雨るる |
40 | あをあをと空を残して蝶分れ |
41 | あぶらなの花にはろけささしかかる |
42 | 糠床に捜しあぐねる茄子かな |
43 | かりそめに燈籠おくや草の中 |
44 | 春雨や傘さして見る絵草子屋 |
45 | 竜の玉俳句は降りてこなかった |
46 | 寒雷やびりりびりりと真夜の玻璃 |
47 | 葉牡丹や女ばかりの昼の酒 |
48 | 龍天に昇りしあとの田螺かな |
49 | また一つ風の中より除夜の鐘 |
50 | 草木より人翻る雁渡し |
2024年9月23日 12時57分更新(随時更新中)