現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2019年6月26日のデイリーキーワードランキング
1 | 万緑の中や吾子の歯生え初むる |
2 | 星空へ店より林檎あふれをり |
3 | バスを待ち大路の春をうたがはず |
4 | よく眠る夢の枯野が青むまで |
5 | 若鮎の二手になりて上りけり |
6 | 日と月のごとく二輪の寒椿 |
7 | 赤い椿白い椿と落ちにけり |
8 | どの子にも涼しく風の吹く日かな |
9 | 金剛の露ひとつぶや石の上 |
10 | 咳の子のなぞなぞあそびきりもなや |
11 | 跳箱の突き手一瞬冬が来る |
12 | 冬菊のまとふはおのがひかりのみ |
13 | 青蛙おのれもペンキぬりたてか |
14 | 少年の見遣るは少女鳥雲に |
15 | 月光ほろほろ風鈴に戯れ |
16 | ああ弥生ばらまかれたる焼夷弾 |
17 | 桐一葉日当りながら落ちにけり |
18 | 分け入つても分け入つても青い山 |
19 | せきをしてもひとり |
20 | 白牡丹といふといへども紅ほのか |
21 | 獅子舞は入日の富士に手をかざす |
22 | 天地の間にほろと時雨かな |
23 | 遠泳や高波越ゆる一の列 |
24 | 流氷や宗谷の門波荒れやまず |
25 | いくたびも雪の深さを尋ねけり |
26 | いなびかり北よりすれば北を見る |
27 | まさをなる空よりしだれざくらかな |
28 | 萬緑の中や吾子の歯生え初むる - |
29 | 萬緑の中や吾子の歯生え初むる |
30 | ああ暗い煮詰まっているぎゅうとねぎ |
31 | 渡り鳥みるみるわれの小さくなり |
32 | 独り言独り苦笑し冬籠る |
33 | 竹の葉騒は冴ゆる眼鏡に數知れず |
34 | ああ大和にし白きさくらの寝屋に咲きちる |
35 | 芋の露連山影を正しうす |
36 | 囀をこぼさじと抱く大樹かな |
37 | 背泳ぎの空のだんだんおそろしく |
38 | リア王の蟇のどんでん返しかな |
39 | 愛するは櫻紅葉のベンチかな |
40 | 羽あつて梢のてつぺんでの早起き |
41 | 砂の如き雲流れ行く朝の秋 |
42 | おおかみに蛍が一つ付いていた |
43 | ああ言へばかう言ふ年の又明くる |
44 | 空といふ自由鶴舞ひやまざるは |
45 | 競漕を追ひて思はぬところまで |
46 | 冬蜂の死にどころなく歩きけり |
47 | 藍甕の藍はしづもり梅雨の底 |
48 | 戛々とゆき戛々と征くばかり |
49 | 子別れの鴉の儀式神の森 |
50 | 菜の花がしあはせさうに黄色して |
2024年4月27日 14時37分更新(随時更新中)