現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2014年11月29日のデイリーキーワードランキング
1 | せきをしてもひとり |
2 | しらぬまにつもりし雪のふかさかな |
3 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
4 | しぐるるや死なないでゐる |
5 | 奧白根かの世の雪をかがやかす |
6 | 鰯雲人に告ぐべきことならず |
7 | 春雷や胸の上なる夜の厚み |
8 | 街角の風を売るなり風車 |
9 | 千里飛び来て白鳥の争へる |
10 | 鮟鱇の骨まで凍ててぶちきらる |
11 | しぐるるや蒟蒻冷えて臍の上 |
12 | 流れ行く大根の葉の早さかな |
13 | ものの種にぎればいのちひしめける |
14 | 仰向けに冬川流れ無一物 |
15 | 御灯明ここに小川の始まれり |
16 | 花衣ぬぐやまつはる紐いろいろ |
17 | あせるまじ冬木を切れば芯の紅 |
18 | 啄木鳥や落葉をいそぐ牧の木々 |
19 | 宵山を逃れ常世の闇にかな |
20 | 春や昔十五万石の城下哉 |
21 | ほととぎすあすはあの山こえて行かう |
22 | をりとりてはらりとおもきすすきかな |
23 | しんしんと雪降る空に鳶の笛 |
24 | 風花のこそばゆく降る髪膚かな |
25 | 呟きは言葉となれり師走風 |
26 | 雪兎ゆゑなき頬のほてりかな |
27 | 年の瀬を俳諧舟はながれゆく |
28 | 螢籠昏ければ揺り炎えたたす |
29 | 大落暉今に点火の枯すすき |
30 | ぜんまいののの字ばかりの寂光土 |
31 | 玉の如き小春日和を授かりし |
32 | あかあかと屏風の裾の忘れもの |
33 | 風待ちの鷹か日の出の壇ノ浦 |
34 | 初富士の大きかりける汀かな |
35 | つきぬけて天上の紺曼珠沙華 |
36 | 庭いじり冬眠の虫揺り起こす |
37 | 母の日のてのひらの味塩むすび |
38 | 水枕ガバリと寒い海がある |
39 | 泣きやめて師へ奉る雪兎 |
40 | 初風呂に駘蕩と老ゆふぐりかな |
41 | 大空に又わき出でし小鳥かな |
42 | この道しかない春の雪ふる |
43 | 毛布被り孤島となりて泣きにけり |
44 | 金剛の露ひとつぶや石の上 |
45 | 冬眠の蝮のほかは寝息なし |
46 | 葛飾や桃の籬も水田べり |
47 | 死にし人別れし人や遠花火 |
48 | 白扇を広げしよりの要かな |
49 | 芋の露連山影を正しうす |
50 | 凍蝶に指ふるるまでちかづきぬ |
2024年4月24日 22時16分更新(随時更新中)