現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2023年9月8日のデイリーキーワードランキング
1 | 七十路や新しき事弥生道 |
2 | 流れ行く大根の葉の早さかな |
3 | オデッサもクリミアもゆめ雪の原 |
4 | 露けさの弥撒のをはりはひざまづく |
5 | 長き夜の苦しみを解き給ひしや |
6 | 旅ごろもやや球形に春の雪 |
7 | か、仮に 女盛りの昼へ行く |
8 | 古池や蛙飛びこむ水の音 |
9 | かまくらへゆつくりいそぐ虚子忌かな |
10 | 鍬打つて涼しき土となりにけり |
11 | 鰯雲こころの波の末消えて |
12 | 宵寝して年越蕎麦に起こさるる |
13 | 何よりもとり戻したる花明り |
14 | まんじゆしやげ昔おいらん泣きました |
15 | ロボットに目高の餌を頼もうか |
16 | 庭隅の幹に日のある二日かな |
17 | 秋蝉のこゑ澄み透り幾山河 |
18 | 秋つばめ包のひとつに赤ん坊 |
19 | 鱚釣りや青垣なせる陸の山 |
20 | 木の葉ふりやまずいそぐないそぐなよ |
21 | 金剛の露ひとつぶや石の上 |
22 | 千の手の一つを真似る月明かり |
23 | 宵闇の末の松山より少年 |
24 | 凭りかかる柱のありし帰省かな |
25 | 奧白根かの世の雪をかがやかす |
26 | 疎開地は越後よ悲喜を目貼せる |
27 | 短日の人妻の素足なまなまし |
28 | ゆさゆさと大枝ゆるる桜かな |
29 | 地球揺れムンクの貌のさ迷う秋 |
30 | 初冬のをんなの耳は涙壺 |
31 | 初秋の蝗つかめば柔らかき |
32 | バスを待ち大路の春をうたがはず |
33 | 海くれて鴨のこゑほのかに白し |
34 | 桜咲く磯長の国の浅き闇 |
35 | 萬緑の中や吾子の歯生え初むる - |
36 | ぼうたんの葩の奥へ眠りたし |
37 | みづうみのみなとのなつのみじかけれ |
38 | 長命の落しものです玉の露 |
39 | 悪なれば色悪よけれ老の春 |
40 | 歴日や挟む栞のありやなしや |
41 | 囀をこぼさじと抱く大樹かな |
42 | ロボットが餅ついている神の留守 |
43 | 天地水明あきあきしたる峠の木 |
44 | どの子にも涼しく風の吹く日かな |
45 | 門とぢて良夜の石と我は居り |
46 | 来しかたや馬酔木咲く野の日のひかり |
47 | 鮭五郎はなしの種に食べてみる |
48 | 陽へ病む |
49 | 冬菊のまとふはおのがひかりのみ |
50 | 国家よりワタクシ大事さくらんぼ |
2024年4月27日 18時11分更新(随時更新中)