現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2017年12月19日のデイリーキーワードランキング
1 | せきをしてもひとり |
2 | 歌留多とる皆美しく負けまじく |
3 | 古池や蛙飛びこむ水の音 |
4 | しもやけしもやけまつさかさまである |
5 | 着膨れてなんだかめんどりの気分 |
6 | 鮟鱇の骨まで凍ててぶちきらる |
7 | 雪の原犬沈没し躍り出づ |
8 | 鰯雲人に告ぐべきことならず |
9 | 水枕ガバリと寒い海がある |
10 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
11 | 白牡丹といふといへども紅ほのか |
12 | しんしんと肺碧きまで海の旅 |
13 | がんばるわなんて言うなよ草の花 |
14 | 白葱のひかりの棒をいま刻む |
15 | こんなよい月を一人で見て寝る |
16 | 還暦をすぎ春風のよく見える |
17 | 三月の甘納豆のうふふふふ |
18 | 溜息の口の残りし雪だるま |
19 | 群鳶の舞なめらかに初御空 |
20 | 海に出て木枯帰るところなし |
21 | 葉桜の下帰り来て魚に塩 |
22 | ものの種にぎればいのちひしめける |
23 | 一日もの云はず蝶の影さす |
24 | くさめして庚申塚の由来読む |
25 | 万緑の中や吾子の歯生え初むる |
26 | 立冬のことに草木のかがやける |
27 | かりかりと蟷螂蜂の皃を食む |
28 | 外にも出よ触るるばかりに春の月 |
29 | 咲き満ちてこぼるる花もなかりけり |
30 | プラタナス夜もみどりなる夏は来ぬ |
31 | 春雷や胸の上なる夜の厚み |
32 | 海髪靡くあれは人魚か乙姫か |
33 | 流れ行く大根の葉の早さかな |
34 | ひらひらと夜はしんしんと六つの花 |
35 | 冬茜送るにみんな立ちあがる |
36 | 身にしむや阿武隈川の渡船跡 |
37 | 芋の露連山影を正しうす |
38 | 菜の花がしあはせさうに黄色して |
39 | 高齢者てふ切り捨てや枯葉鳴る |
40 | 学問のさびしさに堪へ炭をつぐ |
41 | 叩かれて昼の蚊を吐く木魚哉 |
42 | 菫程な小さき人に生れたし |
43 | 短日の楽屋を走りぬける音 |
44 | 春の海髪一本も見つからぬ |
45 | 福袋思はぬ重さ持ち歩く |
46 | 雪ふれり生まれぬ先の雪ふれり |
47 | 若狭には佛多くて蒸鰈 |
48 | おちついて死ねそうな草萌ゆる |
49 | 金粉をこぼして火蛾やすさまじき |
50 | 自転車でたんぽぽ摘みに遠出かな |
2024年9月27日 04時01分更新(随時更新中)