現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2018年10月20日のデイリーキーワードランキング
1 | 流氷や宗谷の門波荒れやまず |
2 | 海に出て木枯帰るところなし |
3 | ああいへばかういう兜太そぞろ寒 |
4 | 雀らも海かけて飛べ吹流し |
5 | 喜寿傘寿まだまだ若き竹の春 |
6 | うしろ髪ひくは魑魅かななかまど |
7 | 初秋の蝗つかめば柔らかき |
8 | せきをしてもひとり |
9 | 大寒の光塵として糞まりぬ |
10 | 冬菊のまとふはおのがひかりのみ |
11 | ああ言へばかう言ふ年の又明くる |
12 | 金亀子擲つ闇の深さかな |
13 | 春浅し無敵の動物ビスケット |
14 | 秋落暉水平線のその先は |
15 | ゆびきりの指が落ちてる春の空 |
16 | 水の色は水色だから秋明菊 |
17 | 花あれば西行の日とおもふべし |
18 | 三月の甘納豆のうふふふふ |
19 | 鮟鱇の骨まで凍ててぶちきらる |
20 | 幸福といふ語被せられ餅焦がす |
21 | 星空へ店より林檎あふれをり |
22 | 咳の子のなぞなぞあそびきりもなや |
23 | 万歩計に計られをりて青き踏む |
24 | 原爆忌一つ吊輪に数多の手 |
25 | 初午や物音ひびく部屋の壁 |
26 | どの子にも涼しく風の吹く日かな |
27 | 古池や蛙飛びこむ水の音 |
28 | 青葉寒身に一対の乳房かな |
29 | 金剛の露ひとつぶや石の上 |
30 | 青蛙おのれもペンキぬりたてか |
31 | をさなけく母となりゆく瞳のくもり |
32 | すさまじや黙して語る楸邨碑 |
33 | 流すべき流灯われの胸照らす |
34 | ちるさくら海あをければ海へちる |
35 | 雪渓へこの吊橋を渡らねば |
36 | 熱帯夜思ひの丈に及ばざり |
37 | 手袋の過去を電車に忘れけり |
38 | 先づ心強くあれかし大旦 |
39 | 風匂う志摩の入江の牡蠣筏 |
40 | 養鱒の水落ちて青濁る秩序 |
41 | 酔芙蓉とどのつまりは老いにけり |
42 | 別るゝもまた愉しげの雛かな |
43 | 枯蓮のうごく時きてみなうごく |
44 | ロダンの首泰山木は花えたり |
45 | 寒空に電飾木の嘘きらり |
46 | 朝市に選ぶ小鉢のさくら草 |
47 | 観梅に遅れをとりて嬰葉 |
48 | ドロップの匂うくちづけ赤のまま |
49 | 亀鳴かしすぎるぞ諸君俳兄よ |
50 | かけがえのなき人といて菊日和 |
2024年9月26日 22時03分更新(随時更新中)