現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2016年1月7日のデイリーキーワードランキング
1 | 秋風や心の中の幾山河 |
2 | 初富士にかくすべき身もなかりけり |
3 | 薄氷の吹かれて端の重なれる |
4 | 朧夜のむんずと高む翌檜 |
5 | 大寺を包みてわめく木の芽かな |
6 | 去年今年貫く棒の如きもの |
7 | 捨て鶏が鳴いて一山春めけり |
8 | 霜降りて妻に手を貸すこと覚ゆ |
9 | 爛々と昼の星見え菌生え |
10 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
11 | 初暦知らぬ月日は美しく |
12 | 天地の間にほろと時雨かな |
13 | 木曽川の今こそ光れ渡り鳥 |
14 | 茎右往左往菓子器のさくらんぼ |
15 | 虚子一人銀河と共に西へ行く |
16 | 枯れゆけばおのれ光りぬ枯木みな |
17 | つきぬけて天上の紺曼珠沙華 |
18 | たとふれば独楽のはじける如くなり |
19 | 山国の蝶を荒しと思はずや |
20 | 水枕ガバリと寒い海がある |
21 | 暗黒や関東平野に火事一つ |
22 | 竹煮草道灌山の崖にかな |
23 | せきをしてもひとり |
24 | 年を以て巨人としたり歩み去る |
25 | 遠山に日の当りたる枯野かな |
26 | 来しかたや馬酔木咲く野の日のひかり |
27 | いつせいにきのこ隠るる茸狩 |
28 | 一つ根に離れ浮く葉や春の水 |
29 | 玫瑰や今も沖には未来あり |
30 | 流れ行く大根の葉の早さかな |
31 | 初蝶来何色と問ふ黄と答ふ |
32 | 歌留多とる皆美しく負けまじく |
33 | 還暦をすぎ春風のよく見える |
34 | 外にも出よ触るるばかりに春の月 |
35 | 畑の塊春の力をこもらせて |
36 | やり羽子や油のやうな京言葉 |
37 | 凧揚げの少年風ときて帰る |
38 | きびきびと万物寒に入りにけり |
39 | 道のべに阿波の遍路の墓あはれ |
40 | 天の川のもとに天智天皇と虚子と |
41 | オリオンの盾新しき年に入る |
42 | しんしんと寒さがたのし歩みゆく |
43 | 峰雲へ敗者は礼をしてゆけり |
44 | 彼一語我一語秋深みかも |
45 | 新年の山のあなたはみやこなる |
46 | 日々重く声も大きく梅ふふむ |
47 | 竹馬やいろはにほへとちりぢりに |
48 | 鎌倉を驚かしたる余寒あり |
49 | 桐一葉日当りながら落ちにけり |
50 | タオルに顔うずめる五秒年新た |
2024年9月23日 08時12分更新(随時更新中)