現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2023年5月21日のデイリーキーワードランキング
1 | 七十路や新しき事弥生道 |
2 | ヒロシマや開いて閉じて傘立てへ |
3 | 秋風や水に落ちたる空のいろ |
4 | 十三夜乳首を紅く塗る狸 |
5 | 心をまとめる鉛筆とがらす |
6 | そぞろ寒戻りし漁師汐木焚く |
7 | 漂へる手袋のある運河かな |
8 | 硯洗ふ墨あをあをと流れけり |
9 | 明日ありやあり外套のボロちぎる |
10 | 探梅やみささぎどころたもとほり |
11 | 三伏の穢に鳴く荒鵜かな |
12 | 少女みな紺の水着を絞りけり |
13 | 書いてなおためらう弔辞ちちろ虫 |
14 | 恙なしそれだけでいい蕗の薹 |
15 | 鴨引きて水際に人残りける |
16 | ベラの海大きな他人と並ぶかな |
17 | 日輪をこぼるる蜂の芥子にあり |
18 | 好色の父の遺せし上布かな |
19 | 落つばき今日という火を刻印す |
20 | ひこばゆる木の名を知らず親不孝 |
21 | 蝌蚪に打つ小石天変地異となる |
22 | 羽子板の重きが嬉し突かで立つ |
23 | 行き過ぎて胸の地蔵会明りかな |
24 | 飛込の途中たましひ遅れけり |
25 | 大寒の殘る夕日を市の中 |
26 | たんぽぽや日はいつまでも大空に |
27 | 緑村忌の言霊を聴く虫の声 |
28 | 蝶の空七堂伽藍さかしまに |
29 | 松影のゆれおる湖面冬ざるる |
30 | 海女とても陸こそよけれ桃の花 |
31 | 露人ワシコフ叫びて石榴打ち落す |
32 | ひざまづき蓬の中に摘みにけり |
33 | 泥棒が見ればコルクが落ちてゐる |
34 | 高々と蝶こゆる谷の深さかな |
35 | 生きかはり死にかはりして打つ田かな |
36 | 芭蕉の葉かざせし風の立ちにけり |
37 | ふるさとを取り戻しゆく桜かな |
38 | 田に水が入り千枚の水鏡 |
39 | 山のこと家のこと聞く夏炉かな |
40 | 座る余地まだ涅槃図の中にあり |
41 | 草原や夜々に濃くなる天の川 |
42 | 犬ふぐり墓地の傾斜のなだらかに |
43 | 戦争が廊下の奥に立つてゐた |
44 | 香水の一滴づつにかくも減る |
45 | 向日葵の空かがやけり波の群 |
46 | 秋つばめ包のひとつに赤ん坊 |
47 | 双子なら同じ死顔桃の花 |
48 | 白藤や揺りやみしかばうすみどり |
49 | 囀りす一樹に飛沫などいらぬ |
50 | 部分日食恋ってこんなものかしら |
2025年8月29日 11時08分更新(随時更新中)