現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2018年5月26日のデイリーキーワードランキング
1 | せきをしてもひとり |
2 | 絶えず人いこふ夏野の石一つ |
3 | 青蛙おのれもペンキぬりたてか |
4 | 星空へ店より林檎あふれをり |
5 | 古池や蛙飛びこむ水の音 |
6 | 万緑の中や吾子の歯生え初むる |
7 | 月面をななめドライブ夏の夜 |
8 | 墓のうらに廻る |
9 | チチポポと鼓打たうよ花月夜 |
10 | 新樹光老いゆく夫の背に注ぐ |
11 | 車庫の隙間魂まちまちに帰り去り |
12 | 桑芽吹くこだま返しの筬の音 |
13 | 家なしも江戸の元日したりけり |
14 | きれぎれの風が吹くなり菖蒲園 |
15 | 赤い椿白い椿と落ちにけり |
16 | 水に灯をのこし扉おろす梅雨館 |
17 | ひとをそしる心をすて豆の皮むく |
18 | 滝落ちて群青世界とどろけり |
19 | 凡そ天下に去来程の小さき墓に参りけり |
20 | 木々芽吹く言葉自在に光りくる |
21 | 分け入つても分け入つても青い山 |
22 | ひるがへる葉に沈みたる牡丹かな |
23 | しんしんと肺碧きまで海の旅 |
24 | 芋の露連山影を正しうす |
25 | どの子にも涼しく風の吹く日かな |
26 | 三味線の一打津軽は雪となる |
27 | 冬菊のまとふはおのがひかりのみ |
28 | 子規逝くや十七日の月明に |
29 | 蛇の衣人に見せればほどけゆく |
30 | 白紫陽花そこに霊魂あるごとく |
31 | 一村のうすうすといる狐雨 |
32 | 炎昼へ影をしまって人と会う |
33 | 若楓五戒に自信なかりけり |
34 | 雲が首灼く浦上花をもつと蒔こう |
35 | 山鳩よみればまはりに雪がふる |
36 | ほのとみすてりあすじんじゃあのはな |
37 | 鶏頭の 十四五本もありぬべし |
38 | 女身仏に春剥落のつづきをり |
39 | 匙なめて童たのしも夏氷 |
40 | ひるすぎの背中に藤の余りたる |
41 | バスを待ち大路の春をうたがはず |
42 | 鶏頭の十四五本もありぬべし |
43 | 木の家に住み居り団栗落ちる音 |
44 | 離農したヘルパー春の苗語る |
45 | 鳶の輪の絶対音感夕焼ける |
46 | 木漏れ日の吐息落し穴が見えない |
47 | 夕月や雪あかりして雑木山 |
48 | てのひらの水の珠玉よ青葉騒 |
49 | 十二支みな闇に逃げこむ走馬灯 |
50 | 桐一葉水面の空を侵しをり |
2024年9月26日 15時27分更新(随時更新中)