現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2015年9月11日のデイリーキーワードランキング
1 | 牡丹百二百三百門一つ |
2 | うつぼぐさ川霧さりしあかるさに |
3 | チチポポと鼓打たうよ花月夜 |
4 | かわかわと大きくゆるく寒鴉 |
5 | 寒鴉己が影の上におりたちぬ |
6 | 薄氷の吹かれて端の重なれる |
7 | ゆさゆさと大枝ゆるる桜かな |
8 | せきをしてもひとり |
9 | くろがねの秋の風鈴鳴りにけり |
10 | プラタナス夜もみどりなる夏は来ぬ |
11 | どの子にも涼しく風の吹く日かな |
12 | 桐一葉日当りながら落ちにけり |
13 | 咳の子のなぞなぞあそびきりもなや |
14 | 全円の虹胸中に立ちにけり |
15 | をりとりてはらりとおもきすすきかな |
16 | 税関で越後毒消見せもする |
17 | 死化粧して水色桔梗なりぬ |
18 | ひつぱれる糸まつすぐや甲虫 |
19 | 春風や闘志いだきて丘に立つ |
20 | 青蛙おのれもペンキぬりたてか |
21 | 鶏頭の十四五本もありぬべし |
22 | 鰯雲人に告ぐべきことならず |
23 | 三叉路の一つは海へ青胡桃 |
24 | 桜散るあなたも河馬になりなさい |
25 | 体育祭雲押し上げる熱気あり |
26 | つぶらなる汝が眼吻はなん露の秋 |
27 | 入れものが無い両手で受ける |
28 | 生きること一と筋がよし寒椿 |
29 | 鷹の目は青畝を凝視せざりけり |
30 | 遠山に日の当りたる枯野かな |
31 | 早苗饗の娘の板橋をとんとんと |
32 | 残雪やごうごうと吹く松の風 |
33 | 戦争が廊下の奥に立つてゐた |
34 | 達治の忌下駄は素足がよかりけり |
35 | さるすべりしろばなちらす夢違い |
36 | 一月の川一月の谷の中 |
37 | 金剛の露ひとつぶや石の上 |
38 | 滝落ちて群青世界とどろけり |
39 | 星空へ店より林檎あふれをり |
40 | 秋出水玄倉川の回顧録 |
41 | 野遊びの二人は雨の裔ならむ |
42 | 口中の暗き甲冑秋ついり |
43 | 校門を出て無口なる卒業子 |
44 | 見殺や/じつに静かに/百鳴る銅鑼 |
45 | 旗竿に旗なき山頂青北風過ぎ |
46 | やり羽子や油のやうな京言葉 |
47 | みほとりの閂外し若葉風 |
48 | 衣被つるりと今日の終りかな |
49 | 鳥羽殿へ五六騎いそぐ野分哉 |
50 | 暗黒や関東平野に火事一つ |
2024年9月19日 07時45分更新(随時更新中)