現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2022年1月11日のデイリーキーワードランキング
1 | 雪の原犬沈没し躍り出づ |
2 | しんしんと肺碧きまで海の旅 |
3 | 紅葉明るし手紙よむによし |
4 | 青蛙おのれもペンキぬりたてか |
5 | 闘鶏の眼つぶれて飼はれけり |
6 | 海に出て木枯帰るところなし |
7 | 喪いて酔うて月夜の斧振る音 |
8 | 屈原の詩朗々と冬の月 |
9 | 鞦韆は漕ぐべし愛は奪うべし |
10 | 生きること一と筋がよし寒椿 |
11 | 春の灘サーファーになげやりの雲浮いて |
12 | 蟇ないて唐招提寺春いづこ |
13 | 妻よおまえはなぜこんなにかわいんだろうね |
14 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
15 | 乙鳥はまぶしき鳥となりにけり |
16 | 土手を外れ枯野の犬となりゆけり |
17 | 世の中を遊びごころや氷柱折る |
18 | 木の葉ふりやまずいそぐないそぐなよ |
19 | 地に低く幸せありと福寿草 |
20 | うしろより初雪降れり夜の町 |
21 | 起立礼着席青葉風過ぎた |
22 | 螢獲て少年の指みどりなり |
23 | しんしんと寒さがたのし歩みゆく |
24 | 雲の峰いくつ崩れて月の山 |
25 | 明け方の深き無音や冬に入る |
26 | 髪切つて尼ともなれず忍草 |
27 | みづうみのみなとのなつのみじかけれ |
28 | 稲滓火の見守る田の神水の神 |
29 | ちんぽこもおそそも湧いてあふるる湯 |
30 | 花満ちて青一点も零さざる |
31 | 夏蕨拳ほどけば眠くなる |
32 | 春の湖壺は口から闇を吐く |
33 | 今年こそ恐れず怯まず捉われず |
34 | 獅子舞は入日の富士に手をかざす |
35 | かりそめの世とは思はじ古稀の春 |
36 | 日本がここに集る初詣 |
37 | いつせいに柱の燃ゆる都かな |
38 | 日の障子太鼓の如し福寿草 |
39 | 子規逝くや十七日の月明に |
40 | 薄日とは美しきもの帰り花 |
41 | ふくろうはふくろうでわたしはわたしでねむれない |
42 | すばらしい乳房だ蚊が居る |
43 | 蝌蚪に打つ小石天変地異となる |
44 | おおかみに蛍が一つ付いていた |
45 | 霞して比叡は傷もなかりけり |
46 | 来て異邦海港の夜のポストオフィス |
47 | 蟻よバラを登りつめても陽が遠い |
48 | あかあかとあかあかあかとまんじゆさげ |
49 | たんぽぽのぽぽのあたりが火事ですよ |
50 | 大寺を包みてわめく木の芽かな |
2024年9月27日 11時59分更新(随時更新中)