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 現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング

 2011年10月31日のデイリーキーワードランキング

1

ゆさゆさと大枝ゆるる桜かな
2

暖かや飴の中から桃太郎
3

柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺
4

ゆで玉子むけばかがやく花曇
5

桐一葉日当りながら落ちにけり
6

一月の川一月の谷の中
7

降る雪や明治は遠くなりにけり
8

生きること一と筋がよし寒椿
9

渋柿の如きものにては候へど
10

跳箱の突手一瞬冬が来る
11

春風や闘志いだきて丘に立つ
12

啄木鳥や落葉をいそぐ牧の木々
13

柊の花一本の香りかな
14

われの星燃えてをるなり星月夜
15

なきがらや秋風可代ふ鼻の穴
16

月光しみじみこおろぎ雌を抱くなり
17

春暁や人こそ知らね木々の雨
18

万緑の中や吾子の歯生え初むる
19

易々と還暦通過 東天紅
20

春の昼雄が飾りて鳥魚
21

一条を一茶と読めり文化の日
22

白菜のみな尻向けて積まれたる
23

海に出て木枯帰るところなし
24

臘梅の一枝やけふの句座待ちぬ
25

冬蜂の死にどころなく歩きけり
26

ものの種にぎればいのちひしめける
27

立冬のことに草木のかがやける
28

外にも出よ触るるばかりに春の月
29

鰯雲人に告ぐべきことならず
30

ひかり野へ君なら蝶に乗れるだろう
31

寒卵どの曲線もかへりくる
32

紅葉かつ散り水音ゆるびなし
33

親捨てて子に捨てらるる春火鉢
34

赤い椿白い椿と落ちにけり
35

月夜茸その一本は他界なり
36

つつがなく目鼻耳口文化の日
37

むかご飯握ってくれし姉逝きぬ
38

芋の露連山影を正しうす
39

蘆の芽や志賀のさざなみやむときなし
40

葱切つて溌剌たる香悪の中
41

をりとりてはらりとおもきすすきかな
42

はじめから皺のある服秋立ちぬ
43

つきぬけて天上の紺曼珠沙華
44

手鞠唄かなしきことをうつくしく
45

冬の水一枝の影も欺かず
46

鶏頭の十四五本もありぬべし
47

汝が胸の谷間の汗や巴里祭
48

学問のさびしさに堪へ炭をつぐ
49

飛ぶも浮くもゆるぎなき白ゆりかもめ
50

遠山に日の当りたる枯野かな


2024年4月27日 01時10分更新(随時更新中)
 

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