現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2014年11月8日のデイリーキーワードランキング
1 | せきをしてもひとり |
2 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
3 | ゆさゆさと大枝ゆるる桜かな |
4 | いなびかり北よりすれば北を見る |
5 | しぐるるや蒟蒻冷えて臍の上 |
6 | 桐一葉日当りながら落ちにけり |
7 | 桜散るあなたも河馬になりなさい |
8 | ねんねこから片手でてゐる冬霞 |
9 | 秋空を二つに断てり椎大樹 |
10 | 叩かれて昼の蚊を吐く木魚哉 |
11 | 寄せ鍋や気になる人の箸に触れ |
12 | 赤い椿白い椿と落ちにけり |
13 | ポポポポとタンポポ笑う兎跳び |
14 | 外にも出よ触るるばかりに春の月 |
15 | 一月の川一月の谷の中 |
16 | 水の地球すこしはなれて春の月 |
17 | 滝落ちて群青世界とどろけり |
18 | しぐるるや死なないでゐる |
19 | 戦争が廊下の奥に立つてゐた |
20 | 立冬と黒板に音立てて書く |
21 | 冬蜂の死にどころなく歩きけり |
22 | 糸瓜咲て痰のつまりし仏かな |
23 | 鮟鱇の骨まで凍ててぶちきらる |
24 | 不敢取借金返済の顔ガラスへ写す |
25 | つきぬけて天上の紺曼珠沙華 |
26 | 鶏頭の十四五本もありぬべし |
27 | 肉体は死してびつしり書庫に夏 |
28 | 星空へ店より林檎あふれをり |
29 | 露の中万相うごく子の寝息 |
30 | 湯上がりのごと雲間の冬満月 |
31 | 青空や花は咲くことのみ思ひ |
32 | 学問のさびしさに堪へ炭をつぐ |
33 | 啄木鳥や落葉をいそぐ牧の木々 |
34 | 死なば秋露の干ぬ間ぞおもしろき |
35 | 冬蜂の死に所なく歩きけり |
36 | 天佑の泡のひとつに方頭魚 |
37 | 梵鐘の一打に揺らぐ花魁草 |
38 | 咳の子のなぞなぞあそびきりもなや |
39 | 東山静に羽子の舞ひ落ちぬ |
40 | くろがねの秋の風鈴鳴りにけり |
41 | 恐山賽の河原の灼けし石 |
42 | 春の潮張りては緩む舫い綱 |
43 | 行く我にとどまる汝に秋二つ |
44 | かもめ来よ天金の書をひらくたび |
45 | プラタナス夜もみどりなる夏は来ぬ |
46 | 霧月夜美して一夜ぎり |
47 | 天の川三途の川を濁らせよ |
48 | 母の日のてのひらの味塩むすび |
49 | 螢獲て少年の指みどりなり |
50 | 大空に又わき出でし小鳥かな |
2025年8月29日 02時54分更新(随時更新中)