現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2022年4月17日のデイリーキーワードランキング
1 | 石ころも露けきものの一つかな |
2 | 雨漏りも春の雨です家族です |
3 | 涼風の一塊として男来る |
4 | 早春の土に手応へ鍬を振る |
5 | 鶫死して翅拡ぐるに任せたり |
6 | へうへうとして水を味はふ |
7 | なつかしの濁世の雨や涅槃像 |
8 | のどけさに寝てしまひけり草の上 |
9 | 虫しげし四十とならば結城着む |
10 | 蝌蚪一つ鼻杭にあて休みをり |
11 | 鵜篝の零れし水面闇に帰す |
12 | 郭公や韃靼の日の没るなべに |
13 | とうすみの掴まんとして風の草 |
14 | ちゃんまいろとは魁の土地言葉 |
15 | さくらの夜不意に蛇口が水こぼす |
16 | ゆるゆると歩め鶫は遅れくる |
17 | 夜桜の茣蓙に陣取る家鴨かな |
18 | 夏草に這上がりたる捨蚕かな |
19 | 虹消えて忽ち君の無き如し |
20 | 夕ざくら髪くろぐろと洗ひ終ふ |
21 | 好きなのは青紫蘇、名誉なき男 |
22 | 愛すべし椋鳥は鈴生り君は弓なり |
23 | 咲き満ちてこぼるる花もなかりけり |
24 | 日本の春はあけぼの犬の糞 |
25 | 向日葵の日向も影も濃かりけり |
26 | 雛飾りつつふと命惜しきかな |
27 | 若きらのいのちの絵筆汗し観る |
28 | かげろふや丘に群がる兵の霊 |
29 | 短日や尻つぽ追ひかけ犬回る |
30 | 我庭の良夜の薄湧く如し |
31 | 方丈の大庇より春の蝶 |
32 | 女河童の翔ぶこと頻りに春の灘 |
33 | あさまらのめでたき春となりにけり |
34 | ゆく船へ蟹はかひなき手をあぐる |
35 | 花あざみ隣の牛が消えている |
36 | 現身の仮縫いほどけぬ朧月 |
37 | 秋日差螺旋階段下りて句座 |
38 | ゆで玉子むけばかがやく花曇 |
39 | 外にも出よ触るるばかりに春の月 |
40 | 朧月 天保銭で払います |
41 | 高鉾や洛中の空狭まりぬ |
42 | 古暦水はくらきを流れけり |
43 | もの言ひて露けき夜と覚えたり |
44 | おおかみに螢が一つ付いていた |
45 | 蝉時雨子は担送車に追ひつけず |
46 | 夏立ちぬ書斎の壁に芋銭の絵 |
47 | 薔薇咲いて農学教師に嫁ぎます |
48 | 山又山山桜又山桜 |
49 | 冬耕の土裏返す雀どち |
50 | 注連飾る横須賀狹めし米空母 |
2024年3月29日 00時01分更新(随時更新中)