現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2018年3月7日のデイリーキーワードランキング
1 | せきをしてもひとり |
2 | 花散るや耳ふって馬おとなしき |
3 | 海くれて鴨のこゑほのかに白し |
4 | 春風や闘志いだきて丘に立つ |
5 | 越の香を抱き白鳥の北帰行 |
6 | 万緑の中や吾子の歯生え初むる |
7 | 鶏頭の十四五本もありぬべし |
8 | 青蛙おのれもペンキぬりたてか |
9 | 白牡丹といふといへども紅ほのか |
10 | 梅咲いて庭中に青鮫が来ている |
11 | 山上の妻白泡の貨物船 |
12 | 外にも出よ触るるばかりに春の月 |
13 | 海に出て木枯帰るところなし |
14 | 原爆許すまじ蟹かつかつと瓦礫あゆむ |
15 | 若鮎の二手になりて上りけり |
16 | バスを待ち大路の春をうたがはず |
17 | 湾曲し火傷し爆心地のマラソン |
18 | 馬酔木より低き門なり浄瑠璃寺 |
19 | たんぽぽや日はいつまでも大空に |
20 | 母と寝る一夜豊かに虫の声 |
21 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
22 | 日々重く声も大きく梅ふふむ |
23 | 山又山山桜又山桜 |
24 | しんしんと肺碧きまで海の旅 |
25 | 方丈の大庇より春の蝶 |
26 | つきぬけて天上の紺曼珠沙華 |
27 | 結び目のすんなり解けし花菜風 |
28 | 古池や蛙飛びこむ水の音 |
29 | 母はいまことば忘れてよもぎ摘む |
30 | ぞんざいな存在を断ち寒椿 |
31 | さくらさくら空に別れを惜しむなり |
32 | 鮟鱇の骨まで凍ててぶちきらる |
33 | 初蝶やわが三十の袖袂 |
34 | 卒業の兄と来てゐる堤かな |
35 | 糸瓜咲て痰のつまりし仏かな |
36 | 赤い椿白い椿と落ちにけり |
37 | 来しかたや馬酔木咲く野の日のひかり |
38 | 胸中に鳶の輪納め初明り |
39 | まつりごとみだれて夏の石女たち |
40 | 勇気こそ地の塩なれや梅真白 |
41 | 哀愁の街に芽を吹く泥柳 |
42 | いつのまに涙のまなこ昼螢 |
43 | 眞赤に塗つて日暮れ手洗う塗裝工 |
44 | 蜥蜴の尾鋼鉄光りや誕生日 |
45 | 降る雪を仰げば昇天する如し |
46 | 合格子ひとりになれば大股に |
47 | 露人ワシコフ叫びて石榴打ち落す |
48 | 大安やうつらうつらと含羞草 |
49 | 芋の露連山影を正しうす |
50 | 舞いたい鶴舞いたくない鶴一緒に舞う |
2024年9月24日 14時20分更新(随時更新中)