現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2018年2月11日のデイリーキーワードランキング
1 | せきをしてもひとり |
2 | 万緑の中や吾子の歯生え初むる |
3 | 祈るべき天とおもえど天の病む |
4 | 凩や海に夕日を吹き落す |
5 | 古池や蛙飛びこむ水の音 |
6 | 花散るや耳ふって馬おとなしき |
7 | 海融けがたしまなじりに寒波急 |
8 | 冬菊のまとふはおのがひかりのみ |
9 | 摩天楼より新緑がパセリほど |
10 | 日々重く声も大きく梅ふふむ |
11 | 探梅に白がちの髭持ち歩く |
12 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
13 | 外にも出よ触るるばかりに春の月 |
14 | 白牡丹といふといへども紅ほのか |
15 | 乳母車夏の怒濤によこむきに |
16 | 赤い椿白い椿と落ちにけり |
17 | いくたびも雪の深さを尋ねけり |
18 | 鮟鱇の骨まで凍ててぶちきらる |
19 | ちんぽこもおそそも湧いてあふるる湯 |
20 | 闇中に山ぞ峙つ鵜川かな |
21 | 天地の間にほろと時雨かな |
22 | 一舟そこにさすらうごとしこおなご |
23 | せせらぎの音のしてゐる猫柳 |
24 | 暖かや飴の中から桃太郎 |
25 | 立冬のことに草木のかがやける |
26 | さきがけて辛夷は空へ龍太の忌 |
27 | 戦争が廊下の奥に立つてゐた |
28 | 枯園に向ひて硬きカラア嵌む |
29 | 雪女郎に恋はありけり寒椿 |
30 | まざまざと彼の英霊菰筵 |
31 | 春風や闘志いだきて丘に立つ |
32 | 尻餅は不意につくもの七草菜 |
33 | ゆらぎ見ゆ百の椿が三百に |
34 | 世界地図掛ければいつまでも郭公 |
35 | 曼珠沙華ほどの怨みを持続する |
36 | 鶏頭の十四五本もありぬべし |
37 | 虹消えて忽ち君の無き如し |
38 | 落椿とはとつぜんに華やげる |
39 | 春の日や あの世この世と 馬車を駆り |
40 | ペースメーカー入れる決心余寒なほ |
41 | むらさきになりゆく二羽の青鷹 |
42 | 春の野へ乗って行こうか縄電車 |
43 | コンサートの余韻初咲き白椿 |
44 | 書を閉づるかそけき音も冬の声 |
45 | 梅咲いて庭中に青鮫が来ている |
46 | 露の玉蟻たぢたぢとなりにけり |
47 | 陽炎の燃え移りたる漢かな |
48 | 花屑の桃色濃ゆき吹き溜り |
49 | 白梅のあと紅梅の深空あり |
50 | 高空に鷹が瞠れる今朝の秋 |
2025年8月27日 07時55分更新(随時更新中)